本・御言葉

偉業への挑戦者に敬意を表して

記録を残し、歴史に名を残した者は、 後にその人柄も語られることになります。 それが、成功者が他の事柄に置いても 人の範たるに相応しくあるべき所以でしょう。 最近の横綱・白鵬の活躍により、 大相撲の連勝最長記録を持つ双葉山の逸話も たびたび世間に…

記事紹介「親子の禁句」

毎日新聞ホームページ内の特集記事の紹介です。 「特集ワイド:親子の禁句 最悪、存在の否定 お互いを思いやり、前向きな言葉かけて」 (2010年11月24日) ここには書けないほどのひどい言葉が 並んでしまっていますが・・・。 果たして、これらを絶対に口に…

秋山好古の真之への教え

昨夜、NHKのスペシャルドラマ 『坂の上の雲』を偶然テレビで見ました。 同題の司馬遼太郎氏の著作を基に作られたドラマです。 兄の好古は、陸軍士官学校に勤め、学びながら 弟の真之を東京に呼び寄せ、勉強の機会を与えます。 その好古が、真之に与えた教え…

「逆境」という言葉は好きじゃない

「逆境」という言葉は好きじゃない。 みんな踏ん張って生きているんだから、 「自分だけが苦しい。逆境だ」なんて思わずに、 自分を信じて仕事をすればいいんだよ。 人生なんてご飯と一緒。 美味しいときも不味いときもあるんだからさ。 第54代横綱、輪島大…

コーチング「自分で選択している感覚を持たせる」

身近な子どもがグレたら、凹むだろうなと思います。 その子ども自身がそれを望んでいるのであれば、 その気持ちも尊重するとは思いますが・・・。 そんなことを心配する方に読んでほしい 特集記事があります。 「子供を伸ばすコーチング」 (『Newsweek日本…

スピッツの歌詞

今夜、突然テレビに『空も飛べるはず』が流れました。 君と出会った奇跡が この胸にあふれてる きっと今は自由に空も飛べるはず♪ 2010年10月27日午後11時から、 NHK総合で、スピッツの特集番組をやっていました。 同じセリフ 同じ時 思わず口にするような あ…

英会話のコツと英語教育

英会話が重要なことが分かっている。 でも、どのように学べばいいの? そう思っている方は、少なくないと思います。 日本人が、英語でのコミュニケーションで 損をしないようにするにはどうすれば良いか。 現状より、もう少し状況を改善するために・・・ そ…

“横”を束ねるリーダーシップ

コーチ・トゥエンティワンのCoach's View、 「縦のリーダーシップと横のリーダーシップ」 (2010年10月20日)からの御言葉です。 組織(チーム)に必要な変化をもたらしながら これをまとめていく力、「リーダーシップ」。 これがひと通りではないことが、こ…

変化なくして成長なし

「成長はすなわち、変化することです。」 こういうと、誤りはなくとも誤解も招くでしょうか。 正確には、成長は変化の一つであり、逆に変化することなしには成長はあり得ないのだと思います。これが真であるとすると、変化は成長の必要条件であるということ…

沈黙は金ではなく鉛

「沈黙は鉛」 うちの教授は毎年、年度の始めのセミナーで この言葉を使い、セミナーでの発言を促します。 議論をしていい場所でそれをできないことや、 議論すべき場所でそれをしないことの損を、 学生に気づいてもらおうとしています。 その意味を理解して…

新規性とは-教育実践を論文にする壁(記事紹介)

学問によっては、今まで見たことのないような 新しいものを作ることが困難な場合があります。 たとえば、それに関するデータベースなどがない場合、 今までにないことを試みていることを主張することが 難しい場合があるのです。 この例を、「教育実践」「教…

老子の思想から3つの御言葉

老子といえば、私の頭には 次の2つがすぐに思い浮かびます。 「無為」 人為を廃し自然であることが道に通ずる (相対的対立を超えた立場に身をおくことが 万物の原理に通ずる)ことを意味する言葉。 「上善如水」 理想的な生き方は水のようなものであるとし…

相手の前進を促せる人の姿勢とは

人の話を聞くとき、 「解決のゴールを探す」か、 「相手の思考構造を探る」か。 「自分の考え方を基に聞く」か、 「相手の考え方を使って聞く」か。 「相手の情報を集めるために聞く」のか、 「相手のあり方、価値観、思考の傾向を聞く」のか。 このブログで…

隠れた名企業を見つけよう

人気企業や大企業だけを受けて落ち続け、 やる気を失ってしまう就活生は多いといいます。 一方で、知名度が高くなくても独自の強みを持った 名企業はたくさんあります。 それを探す方法にはどのような方法があるのか― その一例が、朝日新聞のコラムに書かれ…

イチロー選手が考えていたこと―結果が出ないときに

結果が出てないときに どうであるべきなのか どういなくてはいけないのか 『イチロー 秘めたる胸の内@WBC Part 2』(YouTube) (Part 1) 私は当時この番組を見ていたのですが、 改めて見ても “くる” ものがあります。 結果が出てないとき・調子が上がらないと…

リーダーシップとは何か?‐2010年度前期を終えて

昨日から、10日間の夏季休暇を頂いています。 つまり、留学生と最後に過ごした9日(月)が 夏休み前最後の研究室生活でした。 今年度、私は修士1年生2人、5年生2人、 4年生4人の計8人の後輩と特に深く関わって 仕事をさせてもらっています。 今までになく、…

コラム紹介:野球を好きになる七つの道

初めに示すのは、2008年に現役を引退した 元プロ野球選手の桑田真澄さんが、 「野球を楽しみながら自らの心身も 成長させるための方法」 として提案した7つのポイントです。 1. 練習時間を減らそう 2. ダッシュは全力10本 3. どんどんミスしよう 4. 勝利ばか…

成功を下地にして“原点に回帰する”

「成功体験からの自己保身が一番怖い」 2010年7月19日の朝日新聞5面に紹介されていた、 日立の中西宏明社長の言葉に、目が留まりました。 この記事では、 「組織が大きいことは悪いことではない。」 とした上で、大きいがゆえに社員が積み上げた 「成功体験…

ソコ、読まな!~第51回外国人による日本語弁論大会より~

「ソコ、読まな!」 Yang Luさん(中国出身) これは、今夜テレビで放映されていた 「第51回 外国人による日本語弁論大会」 で、特に目に留まった発表のタイトルです。 日本の文化やマナーについて、 初めに疑問を感じたところから、 その内に秘められた気持…

記事紹介:独創性を高める教育をめざして

私は、学校のテスト(試験)が大嫌いでした。 評価はテストでされるのは仕方ないと思いつつも、 学生であった間、その制度にずっと 違和感は覚え続けていました。 その違和感に対して、今日読んだ記事は、 あぁ、そうだったのかと思わせるものでした。 岩波…

研究サポーターの心意気に感謝して

「実験系の研究を長く続けてゆくにも、 多くの人々の支援がいる。」 「研究者には、研究支援者に対し」 「『応援をよろしく』の気持ちで接して欲しい」 これは、文科省高等教育局私学部長の 河村潤子氏の言葉。 同氏は、大学教員1人を支えるスタッフの数や …

協調性は自己評価できるのか

先日の“自己評価シート”で、私は 協調性に自信があると書いてしまったことを、 傲慢な態度だなと思い、反省していました。 10項目を自信のある順に並べた結果、 私は4番目にこれを挙げています。 しかし、協調性を自己評価することは、 非常に難しいことだと…

自己評価シート

自分にどんな力が備わっているのか。 自信がある順に並べてください。 a) 運 b) 協調性 c) 決断力 d) 行動力 e) 語学力 f) 持続力、忍耐力 g) 集中力 h) 体力 i) 独創性、ひらめき j) 分析力、洞察力 (五十音順) 就職活動をはじめとして、 自分を見つめ直…

沈黙を活かす~あなたの考えを育てるために~

皆さんは、「沈黙」を活かすことができますか? 相手と考えを共有するために大切なことの一つが、 相手の「沈黙」を待つことだと思います。 しかし、私はこれが苦手です。 すぐに次の言葉を掛けて、 何とかうまく答えを引き出そうとしてしまいます。 (もち…

質問の引き出し~あなたと考えを共有するために~

質問をうまくできるようになりたいと思います。 それは、研究発表会においての、 発表内容に対する質問だけではありません。 もっと広い意味で、相手の考えや本音を 引き出せるような質問です。 それをできる力が、研究発表の場でも 有意義な質問をできる力…

「井の中の蛙」の生きる道

今日は、研究室に卒業生の後輩が来ました。 研究室には1年だけいて、他大の大学院に 進学した後輩です。 「井の中の蛙 大海を知らず」 話していた中で、そんな言葉が 話題に上がったりもしました。 いくら視野を広く持とうとしていても、 当然ながら、自分が…

20人? 5人? 意思決定に有効な会議の規模とは

『20人では多すぎる』 ~「核の5人」に入れるか~ (日本経済新聞の2010年6月14日朝刊、 5面「オピニオン」欄、 同社コラムニスト、土谷英夫氏コラム) 「閣僚数が20ないし22人になると、」 「一般に普通のメンバーが会議を開く前に、 5人の重要なメンバーが…

仲間と成功するために(2)

Weekly Coachの記事から再び紹介します。 今回紹介するバックナンバーのタイトルは、 「『真のグローバルリーダー』の条件とは?」 記事では、この問いに対する答えとして、 「多様性を認め、受け入れられること」 を挙げ、その上で、 「Curiosity is most i…

最後は直感

標題は、先日も紹介したメールマガジン 「Weekly Coach」のバックナンバーのタイトルです。 この記事では、佐々木正悟氏の著書 『脳は直感している』(祥伝社新書)を引用しながら、 “物事を判断するときに大事なものとは何か?” ということを考えさせる内容…

仲間と成功するために

私には、毎週読んでいるメールマガジンがあります。 「Weekly Coach」 株式会社コーチ・トゥエンティワンの メールマガジンです。 仲間と一緒に仕事をしようとするときに、 どのような心構えを持っているべきかを 様々な言葉で気づかせてくれるメールマガジ…