最近の考えとビジョン

海外に行こう―見て聞いて話してできる体験価値

木下斉さんが、Voicyで今週9/23-24「日本人は本当に海外に行かなくなっているのか」という回にてお話ししていた内容を受けて、私も海外で「見て聞いて話してできる体験価値」のことを改めて書いておこうと思います。 木下さんは放送で、20代の人たちのパスポ…

3日連続でケーキを食べる2月初めに(2016)

おかげさまで2月1日に、33歳になりました。1年間の間に、自分の目の前に現れると思ってすらいなかったチャンスにどれだけ出逢えるか、どれだけ真摯に向き合えるか。それに拘りたいと思ってきてこの1年、また次の1年というところです。どれだけ楽しいことでも…

できることの大きさに注目する

日記を書くことはアウトプットではなく、インプットなんだなぁと最近理解しました。 私には3つの日記があります。1つは予定表が基になったいわゆる「手帳」で、単に予定リストに “やったことチェック” を付けていっただけのもの(下の写真の右)。1つは、そ…

決して前向きではないけれど

8月8日金曜日。2014年度、夏休み前の出勤を終えました。自宅でも進めたい、取り組みたい仕事がいくつもありますが、それでもすっきり「夏休み!」です。 6~7日には、研究室旅行で山梨に行ってきましたよ。 もっともっと、思考に五感を取り込みたい! +++…

質問力・議論力と近代史

日本の人、もっと質問する力をつけてくれたらいいのにな、と思うことが多々あります。議論の仕方(ただし、議論のための、ではなく)を身につけてくれたらいいのにな、と思うことが多々あります。 マレーシアの学生とか、本当によくこちらに訊いてきたもんで…

続けるためではなく、終えるために

専門性の高い仕事に就きながら、その時点での専門性に甘えていたら、次はありません。それは確かですけれど。 高い専門性を持つ人を雇用しておきながら、任期の後に次のステージのキャリアを示せない機関も、少なからず私は目にしてきました。そこでの仕事が…

必死に目指したものが手に入らないときに…

ソチでのオリンピックが開催中ですね。 選手の皆さんの、やり切ったときのホッとした表情、勝ち切ったときの達成感溢れる表情、悔しさに涙する表情、それぞれが私たち見る者に様々な感情を与えてくれます。 トップアスリートの “常人離れ” したパフォーマン…

重要かどうかではない

別に、“前向き” なわけではない。“前向き” であることが良いこととも、実は大して思っていない。 ただ前を向いている目を、最大限に活用したいだけ。それは強く思う。 すごいスピードと言われることもあるが、自身ではその遅さが何とかならんかと思ってる。 …

「これからの薬学生に5つの心得」のウラ

ある事柄に関して、Aと言う人がいる。Bだという人がいる。彼らの主張は、真逆のことであることもある。 例えば、あるワクチンについて、あんなの効かなくて副作用(リスク)が高すぎるから良くないと言う人がいる。一方で、高い確率で効果が認められてベネフ…

自分で前に進める人

自らが直面する問題に、自ら対応策を取れること。それがたとえ、対応策の小さな一部としか思えなくても。 自分の思う方に状況を変えられるかどうかは、一番は自分次第なのだと理解すること。そうして自分の行動を選べること。自分がとる/とったプロセスを批…

結局は「やるかどうか」

私はここ1、2年ほどで、理屈よりも実践が大切という気持ちが強くなりました。 いくら机上で理屈を並べても、それでは考慮すべき要素の漏れから逃れられません。なので、実践を重ねて帰納して得た理屈をこそ、見ていきたいと強く思うようになったのです。 理…

自分の仕事を楽しめることと、それを人と共有できることとは全然違うんです

自分の仕事を楽しんでいる人の話は、聞いていて面白いものです。しかし、その楽しさを他人にも押し付けてしまう人は、タチが悪いよなと思うこともしばしばです。 あることを自分が楽しめているかということと、その楽しさを人と共有できるかどうかというのは…

仕事観‐大切にしたいものの再確認

●勝負したいところで勝負できる所へ(2013年8月1日) 私がこれまで、ここで仕事観について書いたのは、ほぼこの1回きり。これ以上のことを書くには、まだ私の仕事経験が少なすぎます。しかし、私の仕事観はコレ!と思う文章(というより、私の仕事観に少なか…

伝えられないと話にならない

先日、後輩から私の研究スタンスや考え方を聞かれていて。それに応えて話しながら、なぜ自分はそのように考えていたんだっけ、ということを思い返しもしていました。 伝えられないと話にならない。 私の研究スタンスの一つに、「伝えられないと話にならない…

ここは泣くところじゃない、笑うところだ

何にどれだけ成功しようとも、結局はどれだけ人を笑わせたかだよね、と思うことが度々あります。人を笑わせたときのことは、いくつも記憶に残るものですし、何をしていても、人を笑わせる楽しさは他に換え難いものだと思うのです。 笑う場面にも、いくつか種…

努力に勝る天才なし

ふと思い出した、ある言葉。たとえ出来合いでも、人に何と言われようとも、大切にしている言葉の一つです。 +++ 努力に勝る天才なし。 努力をするなら、まず、自分が努力したいことを、はっきりと持つこと。 それ以外すべてで負けたって、そこで勝てれば…

信頼と自立

自分の意見を持つことは、自分勝手に振る舞うこととは違う。人の意見を尊重することは、自分の意見を持たないこととは違う。 人に頼ることと、人に依存することとは違う。人に頼らないことと、信頼を蔑ろにすることとは違う。自立することと、人を頼らないこ…

はじめて子どもと迎えた新年に

新年明けましておめでとうございます。 私は2013年の元旦を、0歳児に枕や布団を占領されながら迎えました。これが、2012年の間に我が家と私に舞い降りた変化を象徴しています。 +++ 昨年も何度となく考えてきたことのうち、次の2つが今年の私のテーマです…

王道を行こう

私は今週から、来週15日ごろまでの10日間に、仕事でひと勝負をかけています。学生も実験やデータの取得やまとめを頑張っています。 手段と目的とを見定めて、得たいものに向けて今だけは直線的に進み、直角の壁にも挑む感覚。勝負所です。とはいえ、できる限…

紅の濃淡

濃いも薄いも、 熱きも冷めも、 咲きの見通しも、十人十色。

仕組みを変えて恩返し

私は大学院生のときからずーっと、「狭く深くよりも広く浅く」を欲し続けてきました。そして、(あるときはそれを叩かれもしましたが、)今もやはり、“ゼロから何かを作ろうとする”ためには、あくまで「広く」が正しかったと思っています。それは、自分ので…

信じる道を進める人

勝負するステージ、乗る土俵の位置を誤らない人。 自分の勝負所、勝負するラインを意識できる人。 他人の言葉に配慮できる人。 価値感の食い違いを調整できる人。 そこから新しい価値を見出すことのできる人。 自ら考えを組み立てられる人。 周囲との関係を…

これから研究者を目指す仲間へ

今日から新年度が始まります。私は日曜日なので休日ですが、明日からは大学でも新しい年度の仕事を始めます。皆さんの中には、学年が上がった人もいるでしょう。立場や肩書きの変わった人もいるでしょう。 私の親しい仲間に、将来の仲間に、とくに研究への道…

人それぞれのライン

順風満帆だねと言われて、すごいとただ思われて、 たまには、何へともなく怒りを感じる夜もあります。 人が嫌いで仕方がなかった昔の気持ちを、思い出すこともあります。 私は幸せな人間だと思います。感謝は尽きません。 しかし、それが順風満帆だと思った…

チャンスをたぐり寄せるために

好奇心に素直であること。 つながりを創り、大切にすること。 独り善がりのつながりだけでなく、人の求めるつながりに耳を傾けること。自らの持てるつながりを大切にすること。 自らの欲求に素直であること。 思い込みを疑うこと。 今「やるべきこと」と「や…

2012年の課題は「自立心」

私は2012年の課題を「自立心」とします。 今年は課題として「言行一致」を挙げ、できなかったことを幾つかできることに変えてきましたが、やりたくてもできなかったことも多く残りました。 自立心をより強く持つことは、自分が自身の実力で勝負することを促…

仲間に伝えたいこと(2011年4月)

決して“下”には合わせないこと。たとえ周りが“そのレベル”で良しとしたとしても、自分だけは“次のレベル”で勝負ができると信じること。 もし自分が“そのレベル”で努力をしたいと思うのであれば。そこでこそ勝負をしたいと思うのであれば。勝負したいレベルを…

今年の課題は「言行一致」

6日(木)まで年始休暇を頂いています。 今日は近所の一言主神社に初詣に行ってきて、 今年の目標を「言行一致」に決めました。 「一言主」の神社の名に深みを感じるのですが、その実、 「一言願わば、良き事につけ良からぬ事につけ聞いてくれる」 という信…

2010年365日目

今日だけは、頭をオフにします。 ブリッジで始まった2010年、365日。 大変お世話になりました。 今年も、お世話になった方々に年賀状を書いたところ、 今回は前回より1.5倍以上多く、101枚になりました。 もちろん、初めての100枚越えです。 どうもありがと…

葉を替える木と二仕事終えた私

写真は、大阪の中之島で一昨日撮ったもの。 色を変えた葉をまもなく落とすところですね。 今日は、何とか学会発表を終えてきました。 午後には、討論会にも加わってきました。 しかし終始圧倒されてしまい、途中まで議論に 加われなかった私が言われたことは…