おかげさまで2月1日に、33歳になりました。1年間の間に、自分の目の前に現れると思ってすらいなかったチャンスにどれだけ出逢えるか、どれだけ真摯に向き合えるか。それに拘りたいと思ってきてこの1年、また次の1年というところです。どれだけ楽しいことでも生きている間にやらなきゃ、思いついても意味ないわけで。
やっと消せるようになったロウソクの火。右から吹いているところ。
何かをしたいと思ったとき、目の前に現れては消え、消えてはまた現れるチャンス。多くは現れてただ消えていくわけですが、それでもそのチャンスに正面に向き合いたいと思います。向き合うたびに気づき考えさせられるのは、自分がなぜそれと出逢ったのかということ。そして、その一つ一つから得られる学びのこと。
最近もいろいろな専門や文化を持つ人たちと接している中で、いつも思うことがあります。それは、いま自分ができている仕事のうち、所属や肩書きがなければできないことがどれほどかということ。ただ一つ言えるのは、私自身役職がなければ仕事をできない人間にはなりたくないし、既存の役職に就かなきゃできない仕事には魅力を感じないってことです。
同時に、いま立場を変えつつある私が本当に感謝すべきと実感したのは、近い将来の私の立場に関わらずこちらを応援・支援してくれる人たちの存在です。半年後、2年後、5年後にどんな仕事をしてるかなんて決まってない(決めてない)人が誰かに歩調を合わせてもらえるということが、どれほど心強く有難いことかと思い知りました。
変わっていくもの、替わっていくもの。
うまく変われるものの特徴って何なのか。
毎日、新しいことを一つすること。それ以外に何かあるだろうか。
2年先、5年先からの逆算をしようと思うこともあるけれど、それでも大切なのは「今」以外にあり得ない。
そんなことを、33歳になった自分と、翌日(2月2日)に4歳になった長男を見ながら考えています。なお、4歳児はチーズケーキが好きだったらしく、1日に我が家にやってきた私のチーズケーキは彼に取られました。ただし、そのまた翌日(2月3日)に来る妻の誕生日はもう、4歳児も「おなかいっぱい」のようでした。
3日連続でケーキを食べた2月初め、2016年はそんな感じです。
手前のロウソクは、研究室の学生がくれた新幹線型。ありがとう!