2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

御礼-日本毒性学会の田邊賞を頂きました

本当は来れないはずだった出張でしたが、名古屋で開催中の日本毒性学会年会(2016)に2日間だけ参加してきました。米国FDAの先生の教育講演「Translational imaging of toxicity」では、毒性試験に使えるイメージング解析について包括的な講演があり、イメージ…

デンマーク渡航準備

2016年7月は初めてデンマーク・コペンハーゲンに行ってきます。神経科学の学会で、昨年お会いした脳血管周囲マクロファージの研究者らと研究の進捗をシェアしたいと思いつつ。 ●国名: Kongeriget Danmark(デンマーク王国) ●首都: København (Copenhagen)…

他国の大学の研究者と共著論文発表(低濃度ディーゼル排ガス曝露に対する呼吸器応答)

2014年3~9月にエジプトからうちのラボに来たHazemとの研究成果をまとめた論文が、Ecotoxicology and Environmental Safety誌に受理されました。おめでとう! 低濃度のエアロゾル微小粒子に対し、炎症や酸化ストレスの誘導が起こらないレベルでもセラミドの…

幸手・権現堂に紫陽花満開(2016)

6月も中盤にさしかかる日曜日、実家に帰ったついでに埼玉の幸手・権現堂のあじさい祭に寄ってきました。あじさいは、自宅近くのお寺や公園でも見ていたので行こうかどうか迷っていたところ、4歳児が行きたいと言うので行ってきたのですが、 道端で見るのとは…

少し違う分野で頻出する単語―微生物・遺伝学編

分野が「薬」「医」「生物」という括りで同じでも、少し分野が違うと出てくる単語も違うと実感する毎日です。ここ1年ほど、違う分野の人との共同研究を考える機会も多かったのでなおさら。 今日は備忘録を兼ねて、微生物・遺伝学編。生物学に通じている人で…

新しいナノマテリアルの理解とBiocoronaの話(国際会議Nanotoxicology 2016に参加して)

2016年6月1~4日、米国・ボストンで開催された国際会議Nanotoxicologyに参加してきました。現代で使われる安全なナノマテリアルの使用 (safer use of nanomaterial) のために、毒性データをどうpolicy makingスキームに乗せるかという議論が、前回まで以上に…

【米国】緑美しい初夏のボストン~コンコルド

2016年5月31日、飛行機でアテンダントが「緑が美しくなった季節」と案内してくれたボストンに来ました。翌日から国際会議Nanotoxicology 2016に参加しています。 Tokyo/NRT 18:10 --(JL8)-> 18:00 Boston/Logan 日本が6月2日の夜を迎えるところ、今こちらは…