【米国】緑美しい初夏のボストン~コンコルド

 2016年5月31日、飛行機でアテンダントが「緑が美しくなった季節」と案内してくれたボストンに来ました。翌日から国際会議Nanotoxicology 2016に参加しています。





 Tokyo/NRT 18:10 --(JL8)-> 18:00 Boston/Logan

 日本が6月2日の夜を迎えるところ、今こちらは同日の朝。昨日(1日)は夕方に学会が始まる前に、朝はボストン市街⇔Columbus Aveの先のFranklin Parkを走った後、午前中は以前から行きたかったConcord(コンコード)へ、さらに午後MITにいる友人に会ってきました。

 Concordへは、Commuter RailのFitchburg線でアクセス。5年前に乗ろうとしたときは乗り遅れて行けず。1年半前は始発のNorth Stationに余裕を持って行ったものの、なぜか運休になっていて乗れず。ここに行くのは、今回やっと叶った念願。

 Park Street 8:25 --(Red Line)-> Porter
 Porter 8:50 --(Commuter Rail)-> 9:24 Concord



 ボストン北部のPorterから出た列車はたくさんの人を乗せていましたが、多くが10分ほど先のWalthamで降車。Bentleyという大学が近くにあるようです。Concordの一駅手前、Lincolnでもハイキングの格好をした人が降りていったのですが、ここにも池や散策路があるらしい。





 Concordは、コンパクトな街・ボストンから少し離れた小さな町。ここはLexington(レキシントン)とともに、米国の独立戦争発端(1775年~)の町なのですが、



 町の中心の広場にある戦没者慰霊・祈念碑。Concordというと、フランス・パリにある同名の「コンコルド広場」にも似たシンボル(パリのはフランス革命を記念)がありますが、これは偶然の一致なのか。



 こちらの広場には他にもWWII、朝鮮戦争、ドミニカ軍事介入、ベトナム戦争イラク戦争などの戦没者慰霊碑がありました。今の生活の前にあった苦労に何を祈り、どう記録するかということを考えさせられます。





 まさに、緑美しいMassachusetts。石楠花(rhododendron、通称rosebay)も。



 独立戦争の発端の一つ、"Shot heard round the world" のあったOld North Bridge。Concord駅から、のんびり歩いて40分ほどで着きました。朝10時ごろからは、スクールバスに乗った子ども達もたくさん来ていました。





 ボストンの街中よりスリムなリス(squirrel)。餌付けされていないからか。



 Concord 11:39 --> Porter --> 12:30 Kendall/MIT

 昼には街に戻ってMITを訪れ、生化若手OBの奥山くんにMITのバーや面白ショップ、ラボを案内してもらいつつ、世界最高峰の研究の現場の話を教えてもらいました。1年半前に記念撮影したココは、卒業式のイスで埋まっていましたが。
 生化若手仲間の皆さんへ、奥山くんは元気です。