2015-01-01から1年間の記事一覧

【アジア】年末休暇にシンガポール

2015年末、12月29日の朝シンガポールに着きました。赤道に近い常夏の国は、青々としています。 シンガポールでは11~1月頃が雨季に当たるようで、年末のシドニー以上に蒸しています。 Marina Bayで体に当たる水しぶきが、マーライオンの口から吐かれたものか…

【アジア】シンガポール渡航準備

2015年末は家族で、2016年9月末は学会でシンガポールに行く予定です。今回は家族で子連れ、次回は学会でKeynote speechの機会を頂いたので、どちらも若干の責任感を持って行きます。我が家の3歳児もシンガポールの本に興味を持ち始めた(*1)頃から、渡航のた…

3歳児ももうすぐ年納め

うちの長男は一昨日に保育所全体での、今日はクラスでのクリスマス会を楽しんできた様子(2回もあったなんてビックリ!)。子ども達にとっては、クリスマス会が1年納めの大イベント。この3~4歳児クラスでの保育園生活は、まだ3ヶ月残ってはいますが、ずいぶ…

3歳児と2階建て新幹線小旅行

言わずと知れた、JR東日本の2階建て新幹線E4系Max。やたらと詳しい3歳児の乗りたいという主張に賛同しつつ、Maxのプラレールを手に入れて満足している3歳児に本物を知ってもらいたいと思い、大宮から東京まで乗ってみてきました。 Hayabusa & Komachi @Omiya…

最後は参加者のcontributionがすべて、だけど企画設計は大切

ひと仕事おしまい。縁あって、「戦略的連携を目指した研究交流の展開」と題した二大学合同のシンポジウム(→これ/こちらでも)の企画を担当していました。互いが他方の持つ学部・研究科を自身で持たないため、大学を挙げた異分野連携という位置づけの取り組…

悔しさに寄り添い、成長を助け合う『みんなのきょうしつ』

子どもや若者に先生と呼ばれる者でも、人の発達・成長とどう向き合うことは、そう簡単ではないと思います。先生が「人」を見ておらず、周りの若者が自身で語る言葉を全然持てていない、ということも少なくありません。それだけ、目の前の人と相対することは…

日本の研究環境を「ガチ議論」@BMB2015

今週参加していたBMB2015、優れた研究発表や面白い演題、価値あるディスカッションも多くできて刺激になりました。ペリサイト(周皮細胞)、オートファジー、光イメージング、タンパク質構造・・・自分の研究もこういう風に検証を進めていきたいとか、この観…

これからの大学の研究環境についてしゃべり倒し…

昨日からBMB2015(生化学会・分子生物学会合同大会)に参加するため、神戸に来ています。学会に来たのに、出発前日午後にしゃべり過ぎてしまい、初日の朝から声が枯れてしまっているという… でも、普段考えていることが話題に挙がると話してしまうし、話すこ…

町のカフェレストランから

私の2015年は、手帳上では明日の日曜でおしまい。最後の土曜日は3歳児のリクエストに応えて、“恐竜公園”(坂東=旧岩井市=の八坂公園)に行っていました。 お昼を公園のすぐ横にある、カフェレストラン「茶ん歩路」で頂きました。大学からもPCからも、鉄道…

3歳児と11月の街歩き

私の2015年の手帳はあと1週間。そんな節目がいまいち感じられないのは、充実した毎日のせいかと思ったら、11月が暖かかったために紅葉が遅れているそう。季節感のズレのせいもあるのかも。 Moriya on Nov 21. 11月3日、つくばエクスプレス(TX)まつり。車庫を…

Japanese autumn scene in 2015

We enjoyed Japanese autumn scenes in Nasu (Tochigi) in Kita-kanto area, which is about 150-km north from Tokyo. 11月中旬の休日に、実家家族と那須に行ってきました。北関東の山沿いでは最終盤を迎えた紅葉を楽しめました。 Red Momiji (maple) leave…

Nova Publishers "PM2.5本" 発刊と執筆章の公開

『PM2.5: Role of oxidative stress in health effects and prevention strategy』(健康影響における酸化ストレスの寄与と予防戦略)という書籍、2015年7月14日に発刊されました。⇒こちら ⇒こちら(2018年秋にHPがリニューアルされ、古いURLからではアクセ…

若手教員と学生の「当事者意識」に刺激@星薬科大学セミナー

2015年11月7日、「第39回星薬科大学大学院研究科助手会・大学院自治会合同公開セミナー」にご招待いただき、研究発表をしてきました。 このセミナーは、「助手会・大学院自治会」での合同開催。つまりは、大学院の研究教育環境づくりに当事者が関わるべく、…

保育園の父母会会長として7ヶ月。

9年前、修士1年生として就活をしていたとき、普段は乗らない昼間の電車で赤ちゃん連れの親御さんどうしの話が聞こえてきました。細かく聞いていたわけでなく、その内容をまったく覚えてもいません。が、普段大学では聞かない話に、こう思ったことだけは覚え…

シャボン玉の色はなぜそれぞれ違うのか

先日、3歳児が作るシャボン玉を見ながら、色や光の見え方をボーっと観察していました。 シャボン玉の色は、様々に見える。色を決めるのは、太陽との位置関係? 初めそう思いましたが、動くたびに色が連続的に、どんどん変わるようには見えません。 では、大…

研究倫理-実際の経験から+CITI Japan教材

研究倫理。それは研究者にとって、理解して実践しなければいけない問題です。「自分は大丈夫」と言える常識と良心があれば良いという問題でありません。自分の手元で出たデータに限らず、共同研究者が見せる筋にも、批判的に見るプロセスが常に必要と言わな…

南アフリカでの食事(サファリのリゾート)と街の話と

昨日南アフリカを発ち、乗継のシンガポールまで来ました。少し寝不足ですが、体のリズムは日本時間に近いままだったので思いのほか快調です。 快調だった理由には、南アフリカの食事が美味しかったこともありました。何と言っても食材が豊富。滞在したのはあ…

南アフリカ5日目、宇宙と大地とディスカッションと

2015年10月の南アフリカ5日目、あとはFarewell partyを残すのみになりました。収穫の多かった学会、昨夜4日目までを終えたところで、見聞きしたものをまとめようと思っていた、のですが。 その夕方の雷雨で停電になり、ノートPCのバッテリーを充電できずに仕…

南アフリカの高原の朝

夜明け前の3時半に南の空を見たら、南南東から南十字星が昇ってきました。 夜空は日の出1時間半前から、明るくなり始めると言われます。ただし、“普通” は地平線が夜でも明るいので、空がわずかに明るくなり始めるのが判りません。しかしここ、アフリカの高…

南アフリカ・リンポポのエンタベニに来ました

シンガポールを出る機内では、日本時間で午前2時すぎだったこともあり爆睡。機内での5時間ほどの睡眠も、忙しい中で日本を発った後には最高の薬でした。 Singapore/Changi 1:25 --(SQ478)-> 6:20 Johannesburg/O.R.Tambo (時差6時間で所要11時間。) 寝て起…

秋の守谷から羽田→乗継のシンガポールから

出張の合間の怒濤の5日間でしたが、普段暮らす街に秋を感じた時間でした。 羽田を発ち、これから私自身2度目のアフリカ、今回は南アフリカに行ってきます。リラックスしつつも本気モードです。 Tokyo/Haneda 17:10 --(SQ633)-> 23:10 Singapore 羽田から7時…

本当は行きたかったテッサロニキ近郊

ギリシャはビサンチン建築で有名ですが、テッサロニキのシンボルWhite Towerも、その時代に建てられたものです。学会会場近くにあったので、先週は毎日見て歩いていました。 Whiteなのに、10月8日(木)の夜だけなぜか紫にライトアップ。 もちろん、普段は白い…

ギリシャの食事と「ギリシャらしさ」と

ギリシャでは想像以上に食事が美味しく、なぜか時差ボケもなかったので、健康のうちに帰れればと思っているところです。 まずは、太い蛸の足を丸ごと調理したHtapad Krasato。 それから、イカの中にチーズとトマトを詰めて焼いたStuffed Squids。ギリシャ料…

【ギリシャ・テッサロニキ】古くからの広場と城と雨と

テッサロニキの街のすぐ北には、小さくも急な丘があります。そこに要塞のような城があると知り、一昨日、学会初日前に街から走って登ってきました。 街の中心のアリストテレス(Aristotelous)通りから、 Panagia Chalkeon(パナギア・ハルケオン)教会の前を…

社会的ヒエラルキーの形成機序の神経生物学的理解(@FENS-FFRM2015)

社会行動の中にあるhierarchy(階級や序列)は、ヒトだけでなく他の哺乳類や昆虫など、社会行動をとる生物に共通して存在します。Hierarchyは争いによるエネルギー消費を減らす一方で、社会的な不均衡も生みます。その不均衡が、健康状態に関わるほどのスト…

ギリシャ・テッサロニキに来ました

2年前、発表演題がありながら行けなかったFENS meetingに参加すべく、ギリシャ・テッサロニキ(Thessaloniki)に来ました。 成田での待ち1時間半、乗継も1時間半と最速経路でしたが自宅から20時間半、成田から17時間半の旅程で、テッサロニキの市街のバス停に…

旅の友・別れと感謝

先月の東北旅行から帰ったら、10年近く連れ添ってもらったこのスーツケースが壊れてしまっていました。 ファスナーで閉めるタイプだったのですが、そのファスナーをつなぐ布が切れてしまったのです。思い当たる理由は一つ。電車の窓から3歳児に、遠くの景色…

3歳児の運動会

空がとびきり深く青い日が増えてきて、吹く風も涼しく秋を感じながら迎えた10月。 第一土曜日に、保育園での運動会がありました。 去年は序盤から調子が出なくて、そのまま運動会を終えてしまった2歳児(年齢は当時)も、今年はとびっきり楽しそうに笑顔で走…

物事を成すのに必要なものは「つなげる人」と「ブレーン」

物事を成すには、その集団にいなかったような新しい人材が必要なことがあります。何かを変えたり成長したりしようとするとき、改革を取りまとめ、実現可能性と実効性とを取り仕切れるトップとして、「文化」の異なる人を呼び、招き入れることも多々あります…

【御礼】バイオイメージング学会2015@理科大葛飾キャンパス

以前にここでも紹介していた3日間の学会、盛況のうちに開催することができました。生体システムとその環境応答に関心のある私にとって、それを動物・植物・微生物の観点から広い知見や最新の研究に触れられる貴重な経験になりました。 初日の公開講座は、「…