町のカフェレストランから

 私の2015年は、手帳上では明日の日曜でおしまい。最後の土曜日は3歳児のリクエストに応えて、“恐竜公園”(坂東=旧岩井市=の八坂公園)に行っていました。



 お昼を公園のすぐ横にある、カフェレストラン「茶ん歩路」で頂きました。大学からもPCからも、鉄道のある町からも離れて過ごせる、のんびりした時間でした。
(3歳児がここで短い昼寝をしてしまったこともあり。)



 そう、この坂東市は東京都心からわずか50kmという土地にありながら、日本の数少ない「鉄道のない市」なのです。そのためもあってか、市民の通勤先も比較的多様だとか。(出典:Wikipedia‐坂東市
 この土地の人たちがどういう日常を暮らしているのだろうかとか、22時まで開いているというこのレストランを、夜どんな人がどんな気持ちで楽しんでいるのだろうかと勝手に想いを馳せつつ。その日常が、とくに他の土地の人と大きく変わるわけでないとは思いますが。

 一方の私は、年末が見えてきてやり残している仕事たちが気になる中、好きな仕事から一日以上少し距離を置く時間が、自分にとってとても大切だなぁと感じています。どうせいつも頭の思考領域の片隅10%くらいは、仕事から離れはしないのですが。でもそうしないと、仕事が仕事のためだけのものになってしまいそうで、帰着点を見誤りかねないなぁと漠然と危機感を抱くのです。
 そんなこともあり、仕事から少し離れる時間に抱く感情を大切にしたいと。

 様々な場所で出会う人たちが、何に寛いだり安らぎを感じたり、一方で何を煩わしいと思ったりするのか。それを、大学や学会から離れた場所で感じられる中に身を置きたいと思うのです。

 そんな週末。



 牡蠣とほうれん草のドリアが濃厚で美味でした。