2歳児とブルーマウンテンズ・シドニー

 昨年末の12月30日は、シドニーから片道2時間の電車に乗り、ブルーマウンテンズに行きました。


 2歳児も楽しめました。



 ブルーマウンテンズの玄関口はKatoomba駅。こちらも夏休みだからか人がたくさん。それにしても、改めて見てもスカッと晴れている良い天気でした。

 シドニーからここまで西に向かうのはBlue Mountains線(時刻表は⇒こちら。)。初めの20分(20km)ほどは贅沢な複々線。その後もしばらく郊外の住宅街を進みますが、Emu Plains駅を過ぎると、高原路線の風情がぐっと出てきます。
 と思ってあとで調べてみたら、この高原への入り口Lapstone辺りが、標高200m程度にも関わらず鉄道開通の難所だったとのこと。興味深く読みました。

オーストラリアの大分水嶺を越えた鉄道-もう一つのジグザグ(地図と鉄道のブログ)





 そして、子どもも喜ぶ二階立てバスに乗り。



 左に見えるのが、奇岩「The Three Sisters」。

 ※ただ今回、初めにScenic Worldに寄ったのですが、人が多すぎてこの選択は大失敗。唯一、古くにあった炭鉱からの路線をモチーフにしたRailway(ケーブルカー)だけは、アトラクションとして面白いものでしたが、繁忙期には近づくべからずです。軽い気持ちだけで来るツアー客が多いせいか、ゴミの投げ捨てなども見られて残念でした。



 メジャーな観光のポイントでなくても、雄大な景色を楽しめます。混雑がない方が、子どもも楽しめますし。次に行くときがあったら、自然遊歩道だけをゆっくり回りたいな。



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 さて、先のエントリにも書いていましたが、年末休暇のシドニーは本当に人が多かったです。北半球はどこも冬ですから、暖を求めて来る人も多いのでしょう。

 スーパーマーケットやデパート、カフェもいくつか覗いてみましたが、物価が全体的に高い印象でした。でも、カフェ1つに店主の個性が感じられたりと楽しい街でした。レストランやバーで22時以降は夜間料金がかかるなど、「人がやりたがらないサービスに対価を支払う」という(日本において弱い)システムがしっかりしている、という印象も持ちました。


 2歳児が、ショーウィンドウにあったクリスマスツリー型のGinger cookieを「食べたい!」というので、寄ったカフェ。Sweet Infinity@Strand Arcade


 カプチーノおいしくいただきました。

 子どもももうすぐ3歳になるというタイミングで、現地の食事も楽しんでくれたようです。いま北半球では旬でない果物とか、


 Seafood chowderとか。

 あとは2歳児には食べさせなかったのですが、


 2014年最後のお昼にRock oysterとか、
(2歳児はこの写真を見て「レモンー!」と喜びます。)


 Rocks Golden Aleとか。(独特で濃厚な風味があり、おいしかったです。)

 で、元旦に無事帰国することができました。ですがその後、シドニーの風景が2歳児にも楽しかったらしく、自宅にオペラハウス、ハーバーブリッジ、動物園だのタワーだのを建設されて(&作らされて)しまい、部屋の掃除がひと苦労でした。もちろん、子どもも楽しめたのは嬉しい限りです。



 今年も良い旅をしたいものです。


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