2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

研究倫理-実際の経験から+CITI Japan教材

研究倫理。それは研究者にとって、理解して実践しなければいけない問題です。「自分は大丈夫」と言える常識と良心があれば良いという問題でありません。自分の手元で出たデータに限らず、共同研究者が見せる筋にも、批判的に見るプロセスが常に必要と言わな…

南アフリカでの食事(サファリのリゾート)と街の話と

昨日南アフリカを発ち、乗継のシンガポールまで来ました。少し寝不足ですが、体のリズムは日本時間に近いままだったので思いのほか快調です。 快調だった理由には、南アフリカの食事が美味しかったこともありました。何と言っても食材が豊富。滞在したのはあ…

南アフリカ5日目、宇宙と大地とディスカッションと

2015年10月の南アフリカ5日目、あとはFarewell partyを残すのみになりました。収穫の多かった学会、昨夜4日目までを終えたところで、見聞きしたものをまとめようと思っていた、のですが。 その夕方の雷雨で停電になり、ノートPCのバッテリーを充電できずに仕…

南アフリカの高原の朝

夜明け前の3時半に南の空を見たら、南南東から南十字星が昇ってきました。 夜空は日の出1時間半前から、明るくなり始めると言われます。ただし、“普通” は地平線が夜でも明るいので、空がわずかに明るくなり始めるのが判りません。しかしここ、アフリカの高…

南アフリカ・リンポポのエンタベニに来ました

シンガポールを出る機内では、日本時間で午前2時すぎだったこともあり爆睡。機内での5時間ほどの睡眠も、忙しい中で日本を発った後には最高の薬でした。 Singapore/Changi 1:25 --(SQ478)-> 6:20 Johannesburg/O.R.Tambo (時差6時間で所要11時間。) 寝て起…

秋の守谷から羽田→乗継のシンガポールから

出張の合間の怒濤の5日間でしたが、普段暮らす街に秋を感じた時間でした。 羽田を発ち、これから私自身2度目のアフリカ、今回は南アフリカに行ってきます。リラックスしつつも本気モードです。 Tokyo/Haneda 17:10 --(SQ633)-> 23:10 Singapore 羽田から7時…

本当は行きたかったテッサロニキ近郊

ギリシャはビサンチン建築で有名ですが、テッサロニキのシンボルWhite Towerも、その時代に建てられたものです。学会会場近くにあったので、先週は毎日見て歩いていました。 Whiteなのに、10月8日(木)の夜だけなぜか紫にライトアップ。 もちろん、普段は白い…

ギリシャの食事と「ギリシャらしさ」と

ギリシャでは想像以上に食事が美味しく、なぜか時差ボケもなかったので、健康のうちに帰れればと思っているところです。 まずは、太い蛸の足を丸ごと調理したHtapad Krasato。 それから、イカの中にチーズとトマトを詰めて焼いたStuffed Squids。ギリシャ料…

【ギリシャ・テッサロニキ】古くからの広場と城と雨と

テッサロニキの街のすぐ北には、小さくも急な丘があります。そこに要塞のような城があると知り、一昨日、学会初日前に街から走って登ってきました。 街の中心のアリストテレス(Aristotelous)通りから、 Panagia Chalkeon(パナギア・ハルケオン)教会の前を…

社会的ヒエラルキーの形成機序の神経生物学的理解(@FENS-FFRM2015)

社会行動の中にあるhierarchy(階級や序列)は、ヒトだけでなく他の哺乳類や昆虫など、社会行動をとる生物に共通して存在します。Hierarchyは争いによるエネルギー消費を減らす一方で、社会的な不均衡も生みます。その不均衡が、健康状態に関わるほどのスト…

ギリシャ・テッサロニキに来ました

2年前、発表演題がありながら行けなかったFENS meetingに参加すべく、ギリシャ・テッサロニキ(Thessaloniki)に来ました。 成田での待ち1時間半、乗継も1時間半と最速経路でしたが自宅から20時間半、成田から17時間半の旅程で、テッサロニキの市街のバス停に…

旅の友・別れと感謝

先月の東北旅行から帰ったら、10年近く連れ添ってもらったこのスーツケースが壊れてしまっていました。 ファスナーで閉めるタイプだったのですが、そのファスナーをつなぐ布が切れてしまったのです。思い当たる理由は一つ。電車の窓から3歳児に、遠くの景色…

3歳児の運動会

空がとびきり深く青い日が増えてきて、吹く風も涼しく秋を感じながら迎えた10月。 第一土曜日に、保育園での運動会がありました。 去年は序盤から調子が出なくて、そのまま運動会を終えてしまった2歳児(年齢は当時)も、今年はとびっきり楽しそうに笑顔で走…