もう3週間が経ってしまいましたが、5月はじめの「こどもの日」に行った長野の茶臼山公園のことを記録しておこうと思います。ここでの目当ては、そこにたくさんいるという我が家の「こども」の好きな恐竜でした。
5月はじめの茶臼山で見つけたのは、ツツジの花に囲まれた恐竜。いつも恐竜は茶色と緑色ばかりの背景の中で描かれることが多いので、これは新鮮な姿でした。ちょうど、実際の中生代の景色はもう少し色とりどりだったのではないだろうかと思ってもいたのですが。
ただ、中生代は「爬虫類と裸子植物が繁栄した時代」と言われます。裸子植物のイメージを検索すると(→Google画像検索「裸子植物」)、カラフルな花弁をつけた花は恐竜の時代にはなかったのかもしれません。
しかし、恐竜が子どもに強大な力を及ぼすものだと思ったのは、この前日の5歳児は太郎山登山で登り若干苦にしていたのに、
この日は恐竜たちとの出会いに魅せられて、100mちょっとの標高差を跳ねて踊るようにして上り切ったのを見たときのことでした。
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それから、もう一つ強力だと思うのはすべり台。公園に行ってはいつも、すべり台を何度も駆け上がりながらずーっと笑顔で滑り続ける小さい人を見て、すべり台の発明者は偉大だと思うところです。と言っても、すべり台はいつごろ誰が発明したのかは分かりませんが、ローラーすべり台やそのローラーは1995~2000年ごろに公開された特許があるようです。
・特開平5-277260「すべり台用ローラー」
・特開10-313147「ローラー滑り台」
というわけで、恐竜+すべり台は夢のコラボか。
手軽に楽しめて、子どもたちをずっと良い表情にして、しかもそれを延々と繰り返させてくれるものは他にそう多くはないように思います。なお、この人の父親は冬季の夕方の富士急ハイランドで、閉園間際に人の少ない中フジヤマを乗り倒して帰る人なので、この親あってこの子あり、でもありますが。
強面ながら、慈愛も感じるここの恐竜たちの表情。当時も仲間を迎えるときには、柔和で温かい表情をしていたのかもしれません。
茶臼山は恐竜公園の隣に動物園もあり、ニホンザルの遊具遊びやじゃれ合い、ゾウの水かけをはじめ動物の社会性を感じられる環境を楽しめる場所でした。
「さきに おりちゃうぜ~ぃ」
シマウマやキリンは「アフリカ平原」の広場に。
またアフリカにも行きたいです。
●茨城県坂東市・八坂の恐竜公園(2015年11月)
●南アフリカの高原の朝(2015年10月)