はじめて子どもと迎えた新年に

 新年明けましておめでとうございます。
 私は2013年の元旦を、0歳児に枕や布団を占領されながら迎えました。これが、2012年の間に我が家と私に舞い降りた変化を象徴しています。

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 昨年も何度となく考えてきたことのうち、次の2つが今年の私のテーマです。

・専門分野とその周囲との間にある接点を意識する
 既存の分野を極めるだけでなく、新しい分野を仲間と作ることを目指すことにもっとこだわりたい。
・能力至上主義を相手にしない
 仕事でうまくいく/いかないというのは、人の能力だけでは決まらない。能力を発揮できる身の置き場の選び方に、もっと意識をしたい。

 今ほど「仕事をうまくこなせない人が、身の置き場を変えるのが難しい」世の中ってどうなの!? ということをよく考えます。

 決して、成果なく仕事(場)を転々とすることは褒められることではありません。しかし、同じことをした場合の結果であっても、それは身の置き場や、さらには運や時代によって大きく違うでしょう。
 その身の置き場をどう見出すかということを体系的に捉えたいと、大学で仕事をする者として強く思います。いろいろな人がそれをどう捉え、考えているのかをもっと知りたいです。

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 そして、子どもに誇れる仕事をしたいと思います。
 いま0歳の子が成人するときに、世の中に必要とされているのは何か。時代と共に変わるものの多い(というよりほとんどすべてが変わる)世界で、〇十年後も大切にされるものは何であろうかと。

 もちろんその答えは分かりませんが(一つは体力だと分かっていますが)、私はそれを問い続けて今年もやっていくと思います。

 本年もU-runnerをよろしくお願い申し上げます。