伝えられないと話にならない

 先日、後輩から私の研究スタンスや考え方を聞かれていて。それに応えて話しながら、なぜ自分はそのように考えていたんだっけ、ということを思い返しもしていました。

 伝えられないと話にならない。

 私の研究スタンスの一つに、「伝えられないと話にならない」ということがあります。反対に人に伝え(られ)ずとも、人からの意見やフィードバックを受けなくても、革新や問題解決を実現できる人はもちろんいると思います。でも、私にはそれは無理なのです。
 私は、自分の考えをある程度、いろいろな人に伝えられるようになって、フィードバックを頂いて、「決定的なこと」や「大事なこと」に迫れるようになりたいというスタンスを持っています。逆に、もし自分の考えを様々な人に伝えられれば、私のような者でも「本質」を目にすることができるのではないかと、私なりに期待をしてもいるのです。

 いろいろなものに触れて、いろいろな人に会いたい。

 それから、決定的なことや大事なことが「どの範囲で」有効なものなのかを見極められるようになるために、いろいろなものを見ていきたいと思っています。
 そして、有意義なものを、よりよく活用するためにはどうすればいいのか。逆に、よりよく活用できるものを産むには、何が必要なのかを知りたいのです。

 ここからの3週間、かなり忙しくなりそうなので、軸を見失わないように。

+++

 まずは今週末から約1週間、初めての土地を仕事でハシゴして回ってきます。行き先はトルコ(乗継のみ)、ブルガリアギリシャ(乗継のみ)、カタール(乗継のみ)、マレーシアの5ヶ所(目的地は2ヶ所)。→渡航準備中
 楽しみです。