自分で前に進める人

 自らが直面する問題に、自ら対応策を取れること。それがたとえ、対応策の小さな一部としか思えなくても。

 自分の思う方に状況を変えられるかどうかは、一番は自分次第なのだと理解すること。そうして自分の行動を選べること。自分がとる/とったプロセスを批判的に見てフィードバックすること。失敗から学ぶこと。

 自分で対応する範囲と、人の協力を仰ぐ範囲とを分けられること。

 自分がどう言ったら、もしくはどう動いたら、周りがどう思うのか。ということを意識できること。それを、周りに合わせたり媚びたりすることとは、まったく別の意識なのだと理解すること。

 自分が思い描くものとは違う変化や感情を、相手にもたらすことになったら。そんなの、もったいないし、つまんなくない?

 好きなこと、やりたいことをできること。それを続けられる状況を作るのも、テクニックの一つとして意識できること。

 そうして自分に前に進める姿勢をこそ、私は高く評価したいと思うのです。


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 奇しくも同日に公開:
大人と議論できる10歳は、どう育ったか?東洋経済オンライン、2013年11月28日)
 自分の言葉で自分のことを表現 / ハイハイの赤ちゃんに、理路整然と説明 / 英語は、コミュニケーションのひとつのあり方 / 考えることを通じて伝えたいのは、幸せになるチカラ。