自己評価シート

自分にどんな力が備わっているのか。
自信がある順に並べてください。

a) 運
b) 協調性
c) 決断力
d) 行動力
e) 語学力
f) 持続力、忍耐力
g) 集中力
h) 体力
i) 独創性、ひらめき
j) 分析力、洞察力
(五十音順)

就職活動をはじめとして、
自分を見つめ直し、よく知る必要がある状況では
このような評価シートを使うこともあるでしょう。
自信のある順・・・ 皆さんは、いかがでしょうか?


1位に「迷わず」、持続力・忍耐力を挙げた方がいます。
今中大介氏(リンクはWikipedia)。
ヨーロッパでプロの自転車レーサーになった
日本人の草分けで、今は自転車ビジネスの世界で
活躍されているそうです。
朝日新聞の2010年4月19日の特集"GLOBE"に、
同氏の言葉が掲載されていました。


一番の強みに持続力・忍耐力を選んだ理由には、
「これがないと、今の自分はありません」
という言葉。

その人の一番の強みというのは、
“体力・気力とも限界のときでも失わない要素か、
もしくは、体力・気力そのもの” だということです。

まさに、その通りだと思います。

皆さんが、この基準で自分の強みを見直すと、
一番の強みは何になるでしょうか。
私も、改めて並び替えてみました。


結果は、次のようになりました。
1) 行動力
2) 決断力
3) 体力
4) 協調性
5) 分析力・洞察力
6) 独創性・ひらめき
7) 持続力・忍耐力
8) 集中力
9) 運
10) 語学力
(U-runner、2010年6月30日)

1番目は、行動力。
ここ3年ほどの間、私が一番心掛けていることは、
「迷ったらやる」、
「やらない理由がなければやる」ということです。

体力がほとんど尽きていても、
とにかく行動することを重視しています。
もう動けないと思っても、意外と、
動くことだけならできるものです。
また、正解が分からず迷うときでも、
そのときに最善と思える選択肢をとり、
行動するようにしています。
それは、私に一定の結果をもたらしてくれて
いるように、少なくとも今は思っています。

2番目には、決断力。
行動するためには、常に
「最善と思える選択肢」を暫定的にでも
見極める必要があります。
もしかしたら何百通りもあるかもしれない候補から、
瞬時に最適な一つを選ばなければいけないことも
あるのです。

そして3番目に、体力。
本当はこれを1位にしたいところですが、
ときに私の行動力は体力の限界を超えます。
というわけで、体力はこの位置に下げておきました。

4番目は、協調性。
中学生のときから続けてきた部活動や
大学4年生以来の研究室生活が、
これをいかに大切にすれば良いかを
私に教えてくれました。
これは、もうそこそこの障害では
簡単には崩されないくらいに鍛えられました。
もちろん、周囲の方のサポートがあって
ここまで来ることができたので、
そのことに心から感謝したいと思います。

7番目に持続力・忍耐力、8番目に集中力。
これらが私の強みだと
言ってくれる方もいるのですが、
この点では私は決して強くありません。
行動力が、これらをカバーしてくれているというのが、
冷静な私の評価であろうと思います。

9位は運。
人一倍、運が良かったとは思っていますが、
それはあるかどうかよりも、掴めるかどうかでしょう。

10位に、語学力。
これが10位では困るのですが、
残念ながら、これも行動力と協調性で
カバーしているのが私の現状です。


“決めること” と “動くこと” で何とか他をカバーしてきて、
2010年も半分が終わろうとしています。
無事にこれだけの時を刻むことができたことに、
少し安心しつつ、感謝したいと思います。

今は、実験の待ち時間。
夜10時ごろにこれを終えたら、品川に向かい、
今日は夜行バスで関西(出張)に向かいます。