薬学部で新年度-新入生へ

 この4月から、私は薬学部の助教に着任しました。これまでは学部の所属ではなかったのです(2012.12~ 総研の助教)。これからは、研究だけでなく授業や試験でも学生と接する機会が増えるので、大学という名のテーマパークのスタッフとして頑張ろうと思います。
 昨日(4月3日)は薬学部新入生のガイダンスがあり、私も懇親会に参加しました。

 新入生、ね。

 とくに硬いことは考えずにやってほしいと思います。テストが、留年が心配という声は少なくありませんが、テストは結局大部分の人が乗り切れるものなわけですし。
 それに、もしテストができないとしても、それはあなたが無能だからではありません。あなたに、それが合っていないだけのこと。

 自分に合っていないもので勝負するなんて、バカげてます。

 ただ、自分をなりたい自分に近づけていくには何が必要かって、それはときどき考えるのが良いと思います。それが、学生生活を楽しくかつ有意義なものにするために、二番目に大事なことであると私が思うことです。

 え、ここまでの内容は一番大事なことじゃないのかって? そうです。
 一番を教えろって!? それ人に聞いちゃう??

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 書いてしまいましょう。一番大切なこと。

 それは、ちゃんと食べること。よく寝ること。

 試験準備に追い込まれたときも、夜まで遊び歩きたいときも、決して体を壊さないこと。
 体が動けば、何かはできます。体が言うことを効かなくなると、できるものもできなくなります。

 あとは、授業の時間が高校までよりも長くなるので、体を動かせる時間が減る人も少なくないと思います。そのため、自分の体力にはこれまで以上に意識を置くといいでしょう。体力は、あればあるほど得ですから。(どれだけ得かは、私にでも聞いてください。)

 研究室にも、新年度ということで新しい学生が入ってきます。有意義な大学生活・大学院生活を、皆さんが手にすることを願っています。