“横”を束ねるリーダーシップ

コーチ・トゥエンティワンCoach's View
「縦のリーダーシップと横のリーダーシップ」
(2010年10月20日)からの御言葉です。

組織(チーム)に必要な変化をもたらしながら
これをまとめていく力、「リーダーシップ」。
これがひと通りではないことが、このコラムには
記されています。

一つは、「縦のリーダーシップ」。
これは、直接の部下(仲間)に対して
方向性を示し、彼らを束ね動かすことです。

もう一つは、「横のリーダーシップ」。
これは、部門や組織の壁の越え“横の人”を
巻き込んで方向性を示し、彼らを動かすことです。

皆さんがイメージする「リーダーシップ」は、
どちらに近いでしょうか?


最近、私のいる学界を含めいろいろな所で、
「分野横断的な」という言葉を耳にします。
しかし、分野横断的に仕事を進める上で
足りないものが何かということは、
いま一つ議論されていないように思います。

例えば、横につなげるプロジェクトを作れるとして。

・それをまとめるために足りないものは?
・全体を俯瞰できる人材は?
・お互いの主張の橋渡しをできる力とは?

私が“横につなげたい”と思ったところで、
そのための力もまだまだ足りないという
自戒を込めつつ。


うまく、狙って“横”を束ねられるように
なりたいものだと思います。