たとえ論理が大切な仕事であっても、論理性だけでスピードが上がらないときは芸術性。膠着する事態を動かすのは何なのか。そんな感覚を取り戻すべく都心での仕事帰りに、三越日本橋の美術展示ギャラリーに行ってきました。
「三越美術特選会」で、定家亜由子さんが出展されていたものですから。
理屈だけでは動かず、変わらないものは少なくありません。それがたとえ変わらなければ、廃れてしまうものであったとしても。不作為の罪は表に出づらいという事実。それを逆手にとり、不作為で次代にツケを回すことを許してしまっている場面も少なくないように見えます。
動かない事態の中で、本当はそれを動かしたい人もいるのでしょう。足りないのは人の心を動かす芸術性か、そして、勝負する市場の創造力か。チャレンジしたい。
先述の美術ギャラリーでは、栗を描いた絵の毬にご本人の意地を感じました。そういえば最近、栗の毬やアロエの棘の力に私自身刺されていたのでした。
負けずに頑張りますよー。