土曜の夕方に、エジプト・アレクサンドリアから帰国しました。昨日のエントリに追記しましたが、今回のjoint symposiumもエジプトの数々のメディアが、オンラインニュースとして紹介してくれたようでした。
3泊の強行日程で振り返る間がありませんでしたが、ニュースにある写真を改めて見てみて。シンポジウムに集まってくれた人がとても楽しみにしてくれた姿や表情を、帰国した夜にふっと思い出しています。それは自分の強みとか弱みとかがどーでもよくなってしまうほどに、インパクトのあるものです。
目の前に人の期待があったとして、そのときに自分がどう振る舞うのか、振る舞えるのか。
+++
ここを発った金曜は、モンタザ宮殿の庭園やシタデルを案内してもらい、さらにスタジアムマニア(?)の先生と一緒ということでアレクサンドリアのサッカー・陸上競技場に行ってきました。
マラソンゲート。とは、ここでは言わないのかな。
一見、私も何度も走っている陸上競技場と同じようにも見えますが、
ホームストレートの入り口に、低くも存在感のある石のタワー。
タータンはこんな感じ。ランナーがよく通る部分から剥げており、それが直せずにいるのは間違いなさそうです。それでも、ジョギングを楽しんでいる人がちらほら見られました。スタジアム内にキッズスペースもあるようです。
突然の訪問にセキュリティは厳しかったのですが、通った後に受けたのはスタジアムのマネージャーからも嬉しい歓迎。交渉してくれたダマンフール大学のAbdel-wahab氏にも感謝です。
+++
そしてこれが、昨年はゲートまでしか行けなかった(そして、朝早かったので立ち入るなと言われてしまった)モンタザ宮殿。
モンタザから海岸沿いをずっと西に行くと、こちらは昨年も案内してもらったシタデル。
北に広がる地中海と相対して、古くヨーロッパと戦ったときには、最前線の砦になったのだろうと思わせる景色です。
Alexandria 18:20 --(QR1318)-> 22:35 Doha
Doha 1:15 --(QR806)-> 16:20 Tokyo/NRT
今は日本の空気に口、鼻、目、手など体全体で触れることができてホッとしています。エジプトは都市部や道路沿いにいると、改めて「空気」の存在に気づかせてくれる土地です。
と書きながら、また深呼吸。ホッと一息。
みやげ屋のない土地なので、おみやげになるモノが手元にありません。でも、仲間と3人無事に帰ってきたので許してほしいと思います。
<2015年3月~ エジプト出張>
●2015.3.7 アレキサンドリア到着
●Joint Symposium@ダマンフール大学(2015年3月10日)
●2015年3月のエジプト・アレキサンドリア
●エジプトのギザ、カイロを回りました(2015年3月11日)
●ハマド国際空港から(カタール・ドーハ)
●国際交流、私なりの目的
●出会ったすべての学生に伝えたいこと
●ハマド国際空港から(カタール・ドーハ)-2(2016年1月12日)
●2016.1.14 私が見た2回目のエジプト
●2016.1.15 仕事終えて、モンタザ、シタデル、競技場
●私なりの研究国際展開で考えた7つのこと(2017年2月)