2009年の最後に

 2009年も、あと数時間を残すのみとなりました。テレビ番組の内容が分かりません。なので私は早々に年越し体制に入ります。つまり、早くに寝ます(笑)

 2009年。今までで一番、海外の人も含めて本当にたくさんの人と交流することができた年でした。初めてのことが多すぎて、だんだん “躊躇しない” ことに慣れてきたところです。
 運良く、国内で開催された国際学会で発表できるものが2回もあったことは、非常に大きな経験を私にくれました。

・7月6~9日 国際炎症学会
・7月27日~8月1日 国際生理学会 (1) (2) (3)
・12月7~10日 国際毒性学会 PPTOX

また、6月末の学会では、生化学若い研究者の会を
他大の学生さんから紹介され、入会しました。
その結果、多くの仲間と出会うことができ、
活動の場が大きく広がったことも、
今年変わって最も良かったことの一つでした。

・10月22日、生化学会での若手フォーラムに参加。
・10月31日、サイエンスアゴラ2009に参加。
・11月25日、事業仕分け傍聴。取材も受ける。

 
事業仕分け傍聴の前後にまとめていた、基礎科学・若手研究者支援の予算及びその縮減に関する各個人又は団体の動き・声明・意見などを集めたページ(→こちら)を、12月31日に最終更新しました。私が議論の推移を気にしていた基礎科学の充実(科学研究費補助金)と若手研究者支援(特別研究員事業)については、その重要性のご理解を頂くことができたと考えています。議論し、応援してくださった皆さん、どうもありがとうございました。

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 さて、来年は、就職活動の年になります。今年中に、具体的なビジョンを描き始めるとともに、大学の外でも通用する力を付ける必要がありました。しかも、博士号を持つものとして。

 それに加えて、私は海外の研究員の職を探し、研究留学をしたいと考えています。そのために、今年は時間や体力を犠牲にしても、国内外の多くの人たちと知り合えたことは、とても大きな価値のあることでした。来年以降も、このスタンスは一部継続させます。

 しかし、今年はだいぶ無理もしました。その証拠に、今年はまったく走れませんでした。年別の記録を見ると、私には一目瞭然でした。今年ほど走ることに時間を割けなかったのは、2005年4月~2006年夏まで(大学4年~修士)以来のことだったと思います。

 来年は、かなり「のんびり」やる予定です。「走ること以外は」ですが。

 がっつりやるべき時期もあるのでしょう。のんびりするべき時期もあるのでしょう。そんな、いろいろな時期を経験しながら、来年も良い年にしたいと思います。

 2010年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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 2009年最後の夕焼けの下でサッカー。

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 PS. 2009年を締めくくる、ある先輩の日記を読みました。辛い時期を乗り越えて、社会人4年目になった今年も、自己記録を更新していた先輩です。
 その先輩には、陸上競技に対する姿勢も、陸上競技をやっていることの価値についての考えも、私はまだ到底及ばないという現実を見て、来年も、精一杯走り切ろうと決心することができました。