2011年3月の学会発表予定

来月、国際学会の口頭発表セッションで
座長を務めることになりました。
この案内には嬉しく思いつつも不安を感じたのですが、
教授にも相談して受けることにしました。

来月はこの学会を含めて、マイクロアレイ解析に
関する研究発表を2つ行う予定です。
座長を務めるのは、1つ目の米国での学会です。

・3月23~25日(発表は23日)
 A Novel Analysis Tool to Interpret Microarray Results using Multiple Gene Annotation
 by Umezawa M, Sera M, Takeda K
 Session 1B "Microarray research and application" にて口頭発表
 学会: 第3回国際バイオインフォマティクス・計算生物学会議:BICoB-2011、ISCA 3rd International Conference on Bioinformatics and Computational Biology)
 場所: ニューオーリンズ(LA、米国)
 URL: http://sce.uhcl.edu/bicob11/

・3月28~31日(発表は30日)
 遺伝子アノテーションを用いたマイクロアレイ解析法の薬学研究への応用
 梅澤雅和、武田健
 学会: 日本薬学会第131年会
 場所: 静岡

最近、マイクロアレイデータのアノテーション解析を
実行する方法(ツール)が数多く作られています。
しかし、このようなツールを生物学・生化学研究に
活用できるものにするためには、まだ多くの改善点があります。

少なくとも、目的に応じた方法の変更や選択が必要です。
学会発表ではその改善案の一つを提案しながら、
それを実行して得られるデータの例を紹介する予定です。
そして、私は生物学(“ウェット”)の実験をする立場から
新しい解析法の考え方を議論したいと考えています。

参考: MeSHを用いたマイクロアレイ解析法
  (2009年10月24日)


これまでに来た英語のメールで一番嬉しかったのは、
前にも書いたことがありますが、初めて英語論文が
受理されたときのものでした。

第一報掲載決定(2008年4月30日)

あれほど嬉しく思うことはもうないと思っていたのですが、
座長打診のメールは、これに匹敵する嬉しさでした。
本当に、いろいろあるものですね。

 I would like to invite you to chair the following: Session 1B: MICROARRAY RESEARCH and APPLICATIONS on Wednesday, March 23.
 Please reply and let me know if you can chair this session so I can finalize the program.