「私の博士論文」~考え続けた大学(院)生の課題

 私の原稿が、東京理科大学の“科学教養誌”『理大 科学フォーラム』に掲載されました。
 大学4年の初夏まで大学院にさえ行くつもりのなかった私が、いろいろなことを考えて博士課程まで進み、学位を頂くまでに抱いた考えの小さな記録です。

「私の博士論文‐
 子宮内膜症の病態モデルを用いた
 疾患発生メカニズムに関する研究
 
~研究の遂行と、その中で考え続けた大学(院)生の課題~

(2010年12月号、pp.56-61)


・はじめに
・私の博士論文
 ‐私の大学院研究の内容・成果について
・学会発表を通してステップを上がる
 ‐研究遂行の転機となった2つの学会発表について
・博士号を取る意味とは
 ‐大学院生にとって研究成果を上げること以上に大切なこと
・おわりに

 この原稿、言いたいことをオブラートに包まずに思い切って勢いで書いた部分が多いです。その点については、読み手がどういう気持ちを抱くか不安に思う点もありますが、ウソは書いていません。(ただ、副題は長すぎましたね。)
 私がこのブログで書いてきたこととも重なる内容が原稿になっています。

博士号を取ることの意味(2009年9月26日、他)
●追記: 2012年12月16日生化学会若手フォーラム「大学院で身につけるべき研究マネジメント能力とは?」

 近いうちに別刷り(私の記事の部分だけが薄い冊子になっているもの)が手元に来ます。読みたいと言ってくださる方には差し上げたいと思いますので、よろしければご連絡ください。


(2010年12月3日、追記)
 ご連絡をくださった方に、先ほど、記事のPDFファイルをお送りしました。ご笑納いただければ幸いです。(これからの送付ご依頼も、もちろん受け付けます!)

(2010年12月3日、訂正のお知らせ)
 記事の最後の「参考」中、2番目の学会発表の表記に誤りがありました。正しくは以下の通りです。
 2) 学会口頭発表:梅澤雅和ら「子宮内膜症モデルラットにおけるサイトカインの発現動態」、第28回日本エンドメトリオーシス研究会学術集会、2007年1月19日~20日

(2012年12月18日、追記)
 紹介した『科学フォーラム』の原稿は、出版前にさださんに編集してもらいました。おかげで、2年経った今でも(我ながら?)読みやすいです。ありがとう。

(2013年6月1日、追記)
 私の2011年からの所属での仕事・研究ビジョンを紹介した記事が、『理大 科学フォーラム』2013年6月号に掲載されました。(→こちら