大学院で身につけたい研究マネジメント能力

 2012年の日本生化学会大会、最後(昨日)の若手フォーラム「大学院で身につけるべき研究マネジメント能力とは?」で登壇し、総合討論に参加させていただきました。
 研究をマネジメント(私なりの言葉でいうと、研究方針・進捗の把握と管理)、そう言っても、じゃぁ実際にどうすればいいの!? 私の役割は、こんな問いに対する答えとして具体例を示すことでした。

 事前にオーガナイザーと打ち合わせもした中で、話に挙げた具体例は次の3つです。(スライドでは主に下の4枚)



(言葉面よりも、“自分だったらどうするか”という視点で見て頂きたいです。)




(学会発表の“もう一つの目的”。)

 以上の具体例は、細かい点や実際的な限界を抜きにして、思い切って話をしたつもりです。当たり前の要素も少なくありませんが、当たり前のことをしっかりとこなすことも重要です。
 また付け加えると、私はこれらを強く意識していますが、それを完璧にこなせているわけではありません(こなすようにはしています)。こんなことを言う人もいるのかと、面白がって聞いて・見ていただけたでしょうか。

 フォーラムとしてはとにかく、参加者一人一人が、それぞれ何かしらの発見を持ち帰ってくれていたらいいと思います。


研究計画の立て方-「本質」と例(2013年5月1日)