先輩のお仕事と学生の進路

昨日(4日・土)、研究室に先輩が遊びに来てくれて、
夜は3人の先輩と、流山おおたかの森でご飯を食べました。
製薬企業や官公庁で仕事をされている
先輩方の、お仕事の話を聞きました。

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薬に関わる業界では、多くの人が、
新薬・医療機器の承認や、それらの承認後の
安全管理のために、大きな労力を割いています。
そこには、大学で使った教科書や
就職活動のときに企業の方が話してくれた
ことにはなかった、細かい仕事が
実際にはたくさん含まれています。

しかし、多くの学生は、そういった
実際の細かい部分は知らないと思います。

大学や高校で、仕事の「実際」の「細かい」部分を
臨場感を持って学生に伝える方法は、
インターンシップ以外にはないのでしょうか?

仕事の大まかな枠や流れの説明に合わせて、
実際の場の雰囲気がもう少しイメージできれば、
学生の仕事に対する理解がもう少し
広く・深くなると思うんですけどね。

昨日、研究室に遊びに来てくれた先輩の1人は、
実際に職場でどんな仕事をしているのかを
大学生に講義をしに来ていました。
そんな内容が、普段の大学の授業の中にも
ポロポロと示されるようであれば、
本当は一番良いと思いますね。


話は変わりますが、先輩方に
久しぶりに研究室の様子を見てもらって、
改めて、自分の立ち位置を認識しました。

先輩方に囲まれて、ご飯を食べたり
していると、とてもホッとします。
研究室には、学部4年生から修士2年生(M2)が
一番多くいるのですが、その最高学年である
M2も、今や私がM2のときの4年生。
私が4年やM1の、何にもできなかった頃のことを
知ってくれている先輩に囲まれていると、
緊張感からスッと解放させてもらえます。

といっても、それほどいつも緊張感を
持っているわけでもないのですけれど。

 

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