まさか頂けるとはと、とても驚きでした。それでも、研究の新しい方向性を作るべくの奮闘を評価して頂けたということと思い、大変嬉しく思っています。
石で造られた、とても重厚な盾を頂きました・・・!
選考に際しては研究内容のうち、私の大切にしている次の2つの研究スタンスからご推薦を頂いたと知り、嬉しかったです。
1) "Informatics to Toxicology" - 被検要因の毒性を網羅的かつ機能的に捉えるためには、どうすればいいのか。
2) "Toxicology (information) to Sociology" - 得られた毒性に関する研究データを社会で効果的に活用するには、どのような方法があるのか。
(※ 私自身の言葉に直しています。)
まだまだ研究は途上ですので、ますます精進します。
今回、私の大学の先輩(現在は他の大学でご活躍中)との同時受賞でした。
この方は、私が大学4年生として初めて研究室に入った年に、1泊の研究室旅行で夜じゅう研究の考え方を語ってくれた先輩。実際には、他の先輩に対して研究の厳しさを滔々とお話しされていたのですが。それを私は、「こんなに自分の力で考えて勝負できる世界があるのか」と知った思い出としてずっと持ち続けています。
そんな先輩との同時の受賞はとても恐縮ですが、もちろん嬉しいことでした。先輩も先生方も喜んでくれたので、本当によかったと思います。
+++
今日、受賞講演をしてきました。ありがたい出会いもありました。
プレゼンを聞いてもらって、「こいつと一緒に何かできるかも」と思ってもらえるとしたら、それに勝るプレゼンの成功はありません。
ご支援やご指導を戴いてきた多くの先生方や、ときに面白おかしく、ときに大変な思いをしながら一緒に頑張ってくれた後輩・学生たち。いつも色々な話をしたり、情報交換したりさせて頂いてきた多くの人たちが、私は今日の場に導いてくれたと感じます。
心からの御礼申し上げます。
先輩助教がお祝いしてくださいました!(@稚加榮・福岡天神)
今回の福岡も、大濠公園を走ってきました。が、出張、プレゼン、討論、飛行機続きでちょっと疲れています。もっと、これらを余裕を持ってこなせるようになりたいものです。
これから福岡空港を発って、関東に戻ります。
※追記:理科大のウェブサイトでも紹介して頂きました。→こちら。