ブリッジから学会へ(IPTC2013)



 今朝はライン川にブリッジを架けてスタート。昼には、粒子毒性についての国際会議 (International Particle Toxicology Conference: IPTC 2013) が始まり、今日からそれに参加しています。
 冒頭のKeynoteは、南アフリカNIOHのMary Gulumian氏によるレビュー。工業ナノ材料の毒性学が提起される以前にも、粒子・繊維の生体影響研究の蓄積があったことの解説でした。

 アスベスト、その他のファイバー(例:Crystalline silica)、環境中の(超)微小粒子と研究が進められてきたということ。
 その中で、表面吸着
(Szyba & Lange 1983)、比表面積 (Lison et al. 1997)、貪食細胞の寄与 (Oberdörster et al. 1992)、微小粒子の肺外移行 (Kreyling et al. 2002; Oberdörster et al. 2002; Semmler et al. 2004) といったように、次々と鍵となる要因が示されてきたということ。

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 私が生まれる前から蓄積されてきた仕事を学び切るのは、とても大変なことです。その内容の膨大さと価値には畏敬の念すら感じます。
 しかし、研究は少なからず“巨人の肩の上に”立ち、その上で産み出した知見にどれだけの価値があるのかで勝負する生業です。なので、その巨人が大きく見えようとも、それは知るほど味方になると信じて学んでいきたいと思います。



 写真は、お昼を食べてから学会会場に向かうために歩いた大通り、ケーニヒスアレー(Konigsallee)。



 夕方のwelcome receptionでは、さっそくDusseldorf名物のアルトビールを頂きながら、これから研究発表を行う他国の人たちと互いを応援し合いました。

 また明日。
 (ドイツではいま午後8時半。)


●2013年6月3~7日
ドイツ・デュッセルドルフへ
何をもってクリアな研究発表か(IPTC2013発表報告)
デュッセルドルフ朝jog
ブリュール・アウグストゥスブルク城
20世紀中頃のドイツと時代(渡航前に)