「世界観、ビジョン、仕事、挑戦 ― 個として強く生きるには」講演録(JTPAシリコンバレー・ツアー2008年3月6日)
これは3週間前にも紹介した記事の著者、梅田望夫さんのブログの記事。今がどういう時代なのかを少しでも理解したくて、何度も読み返しました。
携帯電話でのメールや、インターネットが一気に普及したのはここ10年弱。周りが気になり始めたら、結局自分の中に何も身に付かないまま、時間だけが経ってしまう。私にも、そうなってしまいそうなことはあります。そんな時代です。
梅田望夫さんの記事と、このブログの本記事は、2005年6月の米国・スタンフォード大学の卒業式で行われた、スティーブ・ジョブズ氏の演説の内容についてのものです。
演説の動画はこちら。
・Steve Jobs Stanford Commencement Speech 2005
・Steve Jobs: How to live before you die
演説の全文はこちら。
・Steve Jobs In Praise of Dropping Out
演説の日本語訳はこちら。
・スティーブ・ジョブズのスピーチ(翻訳) ====
この講演録のタイトルに挙げられている言葉の一つ、「ビジョン」。これが、高校を卒業して以来、私が最も大切にしているものです。
まず、ビジョンを描きなさい。
そのビジョンに到達するために、
自分に何が必要かを考えなさい。
それが、あなたのすべての行動の動機となってくれるのです。
私が今まで学生として、先生から頂いた言葉の中で一番心に残っているものです。
―世界をより良い方向に“変える”―
この講演録でも、最近よく耳にする「格差社会」という言葉が出てきています。「世界を良くすることができる=変えられる」のは、一部の人の特権なのでしょうか。少し悲しい気もします。だとしたら、求められることはただ一つ。その人たちが、十分またはそれ以上の良心を持っていること。私はそれを切に望みます。
逆に、自分が何かをしようとするときには、十分以上の良心を持っていることが大前提になるでしょう。その上で、世界は、まだまだ変えられる必要があると思います。
―個の固有性に意識的に生きる―
この講演録の最後には、スタンフォード大学の卒業式での、あるスピーチでの言葉が紹介されています。
他人の意見の雑音で、
自分の内なる声をき消してはいけない。
最も重要なことは、
君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。
心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、
もうとうの昔に知っているものだ。
だから、それ以外のことは全て二の次でいい。
スタンフォード大学・・・見てみたいものです。どこに行くかはまだまったく分かりませんが、遅くても5、6年後までには、海外で仕事をする機会を得たいと思っています。できれば、最低2年間。国内だけでも事は足りるとは思いますが、より多くの選択肢を知るために、何とかしてそれを得たいです。
あー、英語力つけないと。
そして、私の持つ情報はまだまだ足りない。