秋晴れ下の石岡〜つくばで花と宇宙巡り

 天気の良かった10月下旬の土曜日に、石岡(八郷)の茨城フラワーパークに行ってきました。

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 バラが見頃を迎えたというニュースを前日に聞いて行った公園。ニュース翌日ならまだ混んでいないかと思っていたところ、駐車場が満車と混雑していて驚きましたが、公園内は広いので無問題。2年ぶりに来たら園内がカフェの増設などで変わっていたのですが、2021年4月末にリニューアルされていたということのようです。

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 ダリアも満開。

 これまではいつも空いていて待ち時間ゼロで何回も乗れたソリのすべり台。これが今回は混雑していて驚きましたが、年少の長女も初めて乗れて楽しそうでしたし、

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 スカイサイクルで園を上から、遠望と合わせて眺められるのも気持ち良し。

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 フラワーパークからは、3年前にも通った道でつくばエキスポセンターをはしごしました。二つの間は車で40分足らずでアクセスできます。エキスポセンターは1985年のつくば万博の跡地にできたのですが、フラワーパークの方も元々、この万博に時期を合わせてつくられたものだったのですね。(ただし2012年に朝日トンネルが開通するまでは、両地点を行き来するのに峠を越える必要がありましたが。)

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 エキスポセンターのプラネタリウムでこの10月までは、2020年の番組「ハナビリウム」のリバイバル上映がありました。

 花火は祈りと平和の象徴。花火をつくる火薬は戦いに使われてしまってもいるのが現実ですが、多くが戦いに使われてしまった歴史を乗り越えて、人の心の安寧のためにこそ使おうとしているという意味が花火にはあります。それを、光って一瞬で消えてしまう火の儚さと合わせて語ってくれる、ちょっと切ない物語。大人気で、毎週末よく満席になっていたようでした。また観たいなぁ。(見たくても満席で見られなかった人も、いるんじゃないのかな。)

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 秋晴れの下、そこの遊歩道を歩くのも気持ち良し。

 このエキスポセンターには二週連続で行き、うちにいる小学生のリクエストで星空解説のプラネタリウムも見てきました。星空解説では特別番組と違って、いま見える天体を40分間かけてゆっくり語ってくれるのを楽しめます。

 いまの時期(2021年10~11月)、日が沈むと西から順に金星、土星木星が見えています(明るさの順は、金星>木星土星)。土星を望遠鏡で覗くと、その環も見ることができます。
 見えているこの環の直径は、30万km前後とおおよそ地球から月ほどの距離の幅で広がっています。ですが、土星の環には見えていない成分のものがあり、さらに数千倍にもわたって広がっているんだというのを初めて聞いて驚きました。

 また、2021年10月末から11月は福島で撮った星空写真の企画展もあり、その横で郡山の科学館による作製動画も紹介されていました。宇宙を立体的に見せてくれる面白い動画で、YouTubeでも見られるので是非みんなで見てみたい一本。

 ・・・と思いましたが動画は月に土星、オリオン座に銀河にと、なんと10本以上ある様子。



 このMitakaは、国立天文台のプロジェクトで作られたアプリのようで一般に公開もされているようです。郡山のYouTube動画だけでなくそちらもまた見てみようと思います。