【欧州】空の澄んだ9月のデュッセルドルフ~ノイス@ドイツ

 今週は学会参加・研究発表でドイツ・デュッセルドルフの西隣の町、ノイスに来てきます。




 ライン川のある風景。

 ノイスは古代ローマの時代から、このライン川沿いの要衝として重要視された古い歴史があるそうです(参考:ノイス@Wikipedia)。ただし1940年代の大戦で英国による空襲を受け、町の多くはその後に再建されたものであるようですが。


 夕暮れの澄んだ空に建物の並ぶ景色が、ひたすらに美しいです。


 ただし、ドイツのこの近郊にいる友人は、日本の首都圏と違って冬になると曇りがちなんだと言うので、これは冬が来る前の景色ということになるでしょうか。


 マーケット(Markt)の広場、向かいは市庁舎(Rathaus)。


 その隣にあるクヴィリヌス(St Quirinus)修道院の聖堂(Basilica)も、元々は13世紀初頭に築かれたもので800年を超える歴史があるといい、存在感があります。


 トラムの道から離れた通りでも、パステルカラーの建物が並んでおしゃれです。写真は、Neuss Süd駅の方に向かう道で。

 今回このノイスまで、デュッセルドルフの空港からは鉄道で入りました。


 青矢印の位置が空港(Flughafen)で、そのすぐ右下にDüsseldorfの中央駅 "Hbf"。その少し左にノイス(NeussのHbf。路線図の範囲は広く、北東はドルトムンドまで描かれています。
 今回私たちは、空港ターミナル至近の駅からS-Bahnの11番(S11)に乗りましたが、空港内の連絡シャトルはS1の駅にも直結しています。そこだと、ピンクの線のRE(快速列車)にも直接乗り、周りの町にアクセスできるようです。


 市内の駅では、トラムやバスに乗り継ぐための出口案内がほとんどなく道に迷いましたが、何とか目的地には着けました。
 また、近郊列車に乗るのにどのエリアのどの料金の切符を買えばいいのか、正直まだ分かっていません。とりあえず、ノイスとデュッセルドルフ中央駅付近とを行き来するには、エリアBの切符が必要と言われてそれを買いましたが、それなりに料金がかかります。と言っても、ノイスとデュッセルドルフ中央駅との間は10km近くあるのですけれど。


 なお、同一行程を2人で移動する場合、往復するなら24時間券(右)を買った方がお得です。慣れない土地では乗り降り自由の切符が嬉しい。

 この切符を使って、着いた日の夕方からデュッセルドルフの街にも行き、


 ここ名物のアルトビールをいただきました。メニューに英語も写真もないお店でも、店員さんが親切で何とかメニューを選べます。ここは「k」@Wilheim Tell


 こちらはライン川沿いに立つ、デュッセルドルフのタワー(Rheinturm)に、


 デュッセルドルフ中央駅 (Hbf)。ここでも夕暮れ時に澄んだ空の色に見入っていました。



デュッセルドルフの天気 (AccuWeather)
国際学会発表‐欧州渡航準備リスト

 今回の渡航直前の週、デュッセルドルフの最低気温は11℃ほどと聞いていたので、朝晩の寒さを警戒して来ました。幸いにも、2018年9月中旬の今週前半は朝も15~17℃ほど。26~28℃になる昼は日が差すと、日向では暑さを感じます。ただし明日=金曜からは気温が下がり、朝は10℃を下回る予報。


 夜明け前の空で見た冬の星座が、寒さを感じさせました。ライン川に架かる橋(Josef-Kardinal-Frings-Brücke)から。寒かったのは、早朝5時から町を走っていたからですけれど。早朝に走れば、学会の始まる前の時間に近郊を散策もできます。

 今回の滞在は日本時間で過ごしているので、午前2時台からホテルのロビーで仕事をしたり写真を見たりしていたら、


 ナッツもらっちゃいました。

 さて、もうひと仕事。


空の澄んだ9月のデュッセルドルフ~ノイス@ドイツ(2018年9月17-20日
ドイツの鉄道旅・デュッセルドルフ~ケルン~ハイデルベルク(2018年9月18-19日)
ドイツ・アーヘン(Aachen)の歩き方(2018年9月20日
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