グルノーブル帰りからのドイツ~成田空路いろいろ(2018秋)

 先々週のグルノーブルからの帰りもバスでリヨン、そこから飛行機はデュッセルドルフで乗り継ぎという行程でした。飛行機を2回待つこの旅程よりも、グルノーブルからパリまで鉄道で行き、直行で帰るルートの方が楽だったかなどと思いながらのリヨンの空港でしたが、


 リヨンからデュッセルドルフまで、このプロペラ機。以前にソフィア(ブルガリア)からアテネまで乗った機体よりは大きいものの、俄然上がるテンション。70人ほどの乗客は、ほぼビジネスパーソンばかりでした。
 今回は行きの出発前から体力がいっぱいいっぱいだったので、4万円弱かけて帰りのデュッセルドルフ~成田便をプレミアムエコノミーにアップグレードしていました。そうしたところ、


 普通席だったプロペラ機でもドリンクやサンドイッチのちょっとしたサービスをいただき(こんなんですが)、気力も充電しながら帰ってきました。


 東京-ドイツ便はよくコペンハーゲン上空を飛びます。窓側にいなかったり雲があったりすると見えませんが、昨年の夏のロンドンからの帰りでは、夕暮れ時の大変に美しい眺めが見えました。またああいうのを見たいものだと思います。
⇒2017.6 船と鉄道でスウェーデンと、空からデンマーク


 帰りはハルビン(Harbin)~ウラジオストク(Vladivostok)の方から日本海を越え、新潟から茨城沖に抜けてから成田に向かうのがいつものルート。もっと南の方から帰ることなかったんだっけ、と最近思っていたのですが、それはトルコや中東から帰ってくる場合のようです。そうか、最近エジプト行ってないからな。
 4年前にグルノーブルに来たときはイスタンブール乗り継ぎで、それはそれで楽しい行程だったのでした。

ハブ空港を目指すってのはこういうことか@イスタンブール(2014年11月)

 一方で成田から欧州に向かうときは、新潟から偏西風と戦わずに北寄りに進路をとり、ハバロフスク(Khabarovsk)の方に向かいます。


 左上が先々週(2018.11)のブリュッセル行き、右上は2018.8のミュンヘン行き。ロシア・ハバロフスクの辺りも8月は雪がありませんでしたが(左下)、11月にはもちろん山に雪。このように、日本海ウラジオストクに抜けるのがいつものルートなのですが。


 2018年9月17日のデュッセルドルフ行きは航路がなぜか違い、成田から新潟に向かわずにやたら東に回り、


 むつ市青森県下北半島)、そして宗谷岬(北海道・稚内)のすぐ西から、


 ハバロフスクの東を回り、ヤクーツク (Jakutsk) の近くに向かうルートをとったのでした。これ、何でだろ。詳しい人いないかな。


 下流(北東)のヤクーツクに向かうレナ川。


 2018.9.17の航路。どう見ても、日本を発った後の経路が北に膨らんでいたのでした。

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 2018.11月上旬のデュッセルドルフグルノーブルと同じく、こちらも黄葉。


 デュッセルドルフの空港。ここに来たのは、2ヶ月前の2018年9月以来。その前、2013年にここに来たときは、飛行機をフランクフルトで降りてわざわざ鉄道 (ICE) でデュッセルドルフに入ったの何でだっけと思っていたのですが、ここに成田からのANA直行便が飛んだのは2014年の春からだったのだそうです。

 最後に、成田に着陸直前の茨城上空から見える、大洗。


 真ん中少し左の赤い橋が、那珂川に架かる海門橋。河口近くに川を挟んで、那珂湊と大洗アクアワールド(水族館)まで目下に見えます。写真は9月。また地上に遊びに行こう。

●2018.9 空の澄んだデュッセルドルフ~ノイス@ドイツ
●2018.11 グルノーブルで食事と紅葉と雪山の景色と
●2018.11 4年ぶりのグルノーブルはブリュッセル経由
●2014.11 ハブ空港を目指すってのはこういうこと@イスタンブール

2017.12 大洗アクアワールドもクリスマス、ほか
●2013.8 1歳の人と大洗で海水浴、準備リスト付き