茨城での「サメ展」@大洗水族館、茨城県自然博物館



 茨城県自然博物館@坂東では2018年1月上旬まで、サメ展の企画が開催されています。上の写真は、このサメ展の入り口にある、ペットボトルで作られたという作品「サメの海」。中の展示にもうちの5歳の人がすっかりハマり、家に帰っても魚の図鑑を読みふけったり、絵を描いた紙を切って海を描くように並べたりしています。


 (下にいるのが深海魚らしい。)

 あまりにハマって会話が弾むため、ハマって行く先を楽しむのに英語を勉強しないといけない5歳の人と一緒に、いろいろなサメの英語名を調べつつgoogle画像検索を楽しんでみました。途中に出てくる写真は、11月末に行った大洗アクアワールドで撮ったものです。



●他の動物の名前を冠するサメ
・whale shark ジンベエザメ (クジラ…ではない)
tiger shark イタチザメ (トラ…ではない)
 トラザメは別にいて「cloudy catshark」。
 あと、レパードシャーク(leopard shark)というものもいる。
・sand tiger shark シロワニ
・bullhead shark ネコザメ (cat...ではない)
 そして、Port Jackson shark(ポートジャクソンネコザメ)、horn shark(カリフォルニアネコザメ)など、比較的狭い海域に固有のネコザメもいるらしい。それでもcatは付かない。


 シロワニ


 ネコザメ。

 「イタチ」ザメが「tiger」sharkで、「トラ」フザメがzabra shark、「トラ」ザメがcloudy 「catshark」で、「ネコ」ザメは全然違う名前とか、難しすぎます。

・zebra bullhead shark シマネコザメ
・zebra shark トラフザメ (シマウマ…ではない)
・salmon shark ネズミザメ (鮭…ではない)
・megamouth shark メガマウスザメ
・brownbanded bamboo shark イヌザメ(dog…ではない)

●色の名前を冠するメジロザメ科(歯が危険!)
・white shark ホホジロザメ
・shortfin mako shark アオザメ
 blue shark はアオザメでなく、ヨシキリザメ。
・sicklefin lemon shark レモンザメ
・copper shark クロヘリメジロザメ(copper:銅)


 クロヘリメジロザメ。

◎ギンザメ
silver chimaera ギンザメ
 silver sharkはギンザメではないようで、これを検索するともっと小さい魚が出てきます。⇒silver shark(Google画像検索)

シュモクザメ
 "hammerhead shark"という英語名にこの姿が面白い。



・hammerhead shark ヒラシュモクザメ
・smooth hammerhead シロシュモクザメ
・winghead shark インドシュモクザメ
scalloped hammerhead アカシュモクザメ
・bonnet head shark ボンネットヘッドシャーク 歯がない!


 2018年4月追加:大洗アクアワールドで見たアカシュモクザメたち。底にいて泳いでいないサメたちもたくさんいるのね。

●他にもいろいろ名前が面白い
・nurse shark コモリザメ
・sawshark(一語らしい) ノコギリザメ
・goblin shark ミツクリザメ
・basking shark ウバザメ
 basking sharkはプランクトンしか食べない(5歳の人談)のに、なぜかGoogle画像検索するとアザラシも出てくる。(2017年12月現在)⇒basking shark
cookiecutter shark ダルマザメ 歯の並びが面白い。
・ラブカは「frilled shark」・・・フリルがある。


 アクアワールドもクリスマスでした。


 2018年4月追記:これがコモリザメ@大洗アクアワールド。


 2019年2月追記:ノコギリザメ撮ったー!

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 蛇足ですが、大洗アクアワールドに向かう道中で寄ったお寿司屋さんにて。5歳の人は「秋刀魚」を見つけるやいなや、「サンマ、サヨリ、トビウオはダツ目の仲間だよ」と知識を披露してくれました。そーなんだ。



 アクアワールドでは、自然博物館(ミュージアムパーク)のサメ展とのスタンプを2つ制覇することで、立派なサメの下敷きをもらいました。サメの写真ばかりで描かれたサメの絵が圧巻でした。



 また知識が増えそうです。5歳の人と一緒に出掛ける大人にも。

茨城県自然博物館自然博物館友の会@Twitter
大洗アクアワールド
●2017年春に「動く恐竜」展示リニューアル@自然博物館
●2017年夏は初めてカブトムシとともに@自然博物館企画展「昆虫大研究」など
子連れで米国・ボルティモア水族館(2017年3月)