鬼怒川温泉へ11月に、東武鉄道日帰りで

 秋の深まる11月中旬に行った鬼怒川温泉が、紅葉あり、足湯あり、SLあり、駅から1kmで吊橋ありで、楽しいところでした。



 鬼怒川温泉というと「鬼怒太」「鬼怒子」の足湯がすぐに思い浮かぶ方もいるくらい、足湯の多い場所です。鬼怒子の方は鬼怒川にかかるくろがね橋のすぐ横で、川沿いの紅葉を眺めながらゆったりと落ち着いた時間を過ごしました。


 なお、ここで落ち着く時間を過ごせた理由は、5歳の人が手湯に夢中だったからでもあります。あ、彼が足湯に手を突っ込んでいたわけでなく、ちゃんと「手湯」というのが足湯と別にあるのです@鬼怒子。


 旅は南栗橋東武日光線)から急行で北へ。

 この方面に6月は東武特急で来ましたが、11月の土曜の朝の特急は前夜の時点で満席。そこで、南栗橋から出る急行に乗り下今市まで行ったのですが、そこそこ速いしこちらも満席だしと驚かされました。

日光植物園へ6月に、東武特急日帰りで(2017年6月)


 新大平下駅で見える紅葉、徐々に高まる期待。



 下今市からはリバティ南会津に乗り換え。これは下今市で日光行きから分割され、鬼怒川温泉を通って会津田島まで行く列車です。
 下今市からの特急券を買って行ったところ、下今市以北では特急券なしで乗れることを、あとになってから知りました。が、中は満席。特急券のおかげで子連れ立席を避けることができて助かりました。


 鬼怒川温泉駅で偶然見ることができました、大人気のSL大樹。


 駅前での紅葉の景色に、さらに高まる期待。


 鬼怒楯石大吊橋。5歳の人は怖がって嫌がるかなと思いきや、一人でも走って数往復するほどでした。いつからこれを怖がらなくなったことやら。




 吊橋から見た紅葉も、見頃の最終盤を迎えていたように見えました。



 そして、旅のハイライトはこの吊り橋の横にあったカフェ。名前もそのままで「足湯カフェESPO」です。吊り橋の向こう岸も走り回った小さい人も、ここでいったん落ち着いて昼食。と言っても、まだ足湯に慣れる前だったので「足湯イヤだ」と言い、椅子の上に正座してお昼を食べていましたが。(この人が冒頭の鬼怒子の湯を楽しんだのは、ずっと後の帰り間際でした。)


 紅葉を眺めながら、オープンテラスのお店で「足湯しながらお昼ごはんとおやつ」の贅沢。今回ここに来た目的は私鉄スタンプラリーだったので、親子2人で来てしまいましたが、今度はスタンプなしでも家族で来たいと思う場所でした。

 しかし、スタンプラリーで北千住から直線距離で120km、鬼怒川温泉まで来させるなんてヒドい笑い話です。都心から120kmというのは、箱根や大月、高崎や水戸よりも離れているということですから。東武は北千住から120kmでも1360円と、JRよりもずっと運賃が安い上に、5歳の人も予想以上に楽しんでくれたので許せますが。
 ※スタンプラリーはコレ⇒浅草や多摩動物公園も、2017秋スタンプラリー(2017年10~11月)

 しかし、こういう機会に楽しさの発見をできるのも旅の面白さなのかもしれません。今回は、当日朝の予約にも対応してくれたお店でレンタカーを借りられたので、5時間余りの鬼怒川温泉滞在の間に、3D恐竜館や小佐越の小吊橋などにも寄ることができました。




 帰りはスペーシアで春日部まで戻って、この秋の私鉄スタンプラリーも晴れて完全制覇。今回も発見のあった楽しい旅でした。

 紅葉が終わると冬だなぁ、外で遊ぶ準備が大変(手持ちの服が重くなる)と思わされる季節になりますが、うちの5歳の人は「寒いのが大好き。雪で遊びたい」と言っています。と同時に、「寒いのは14℃くらいがいいかなぁ」などと、のん気に雪が融ける温度の希望もしていますが。一度くらい雪遊びに遠出するのも楽しそうだと想像もしているところです。

●11月の紅葉
兵庫・有馬温泉(2014、下旬)
茨城・筑波山(2016、下旬)
滋賀・彦根城(2014、中旬)

水上~越後湯沢~十日町の雪景色(2017年2月)
新幹線で岩手・八幡平旅行(2017年9月)
電車でスタンプGo@首都圏JR(2017年8月)
スタンプ集めに首都圏巡り・神奈川(2016年10月)