電車でスタンプGo@首都圏JR

 この夏も鉄道スタンプラリー、JR首都圏のポケモンスタンプラリーを5歳の人と制覇しました。20年ほど前には電車でGo、昨年にはポケモンGoというゲームが流行りましたが、



 合わせて「電車でポケモンGo」かいな。



 毎回まんまとスタンプ集めにハマっているうちの親子。スタンプで鉄道の利用者を増やす経営側の作戦に乗せられていることを自覚しつつ、小さい人が電車への乗り方を覚え、場所によって町のつくりも景色も違うことを知り、スタンプを集めて楽しめればいいかと毎度思って電車を乗り回っています。



 小さい人たちにはただスタンプを集めるだけでなく、鉄道の上手な乗り方も感じてもらいたいものです。
 長丁場のスタンプラリーではどういうルートで回るか、座りやすいルートを選んでどう5歳の人の体力を温存するかが頭の使いどころ。鉄道網を字のごとく網羅した知識が、どうしたら生かせるか、小さい人も少しは学んでくれるでしょうか。

 それからもちろん覚えるべきことに、鉄道の乗車マナーも。たくさんの人に優しくしてもらいましたし。今回はお盆で、大人たちが通りすがりの子どもたちも身近に感じてくれていたのか、いつも以上にその優しさに多く触れることがありました。とてもありがたいことでした。
 目の前で席が埋まって残念な顔をしている5歳の人に、とっさに席を譲ってくれた人。地図や路線図を声を出して読んでいる5歳の人に、やさしく声をかけて字が読めることを褒めてくれた人。座りながら疲れて眠ってしまうも、体が傾くのを反射的に堪えていた5歳の人を、横から優しく抱きかかえてくれた人。

 この小さい人は、自分が電車で見ず知らずの人に優しくしてもらったことを、大きくなっても覚えていてくれるでしょうか。

 他にも、常磐線下り線ホームでの意外な発車音楽(「かえるのうた」@佐貫とか「グリーングリーン」@牛久とか)や、亀有駅北口のこち亀さんとかも楽しみましたよ。




 牛久っていつの間に、シャトーカミヤのあるワインの町としても売り出し始めてたんですね。


 大改修中の渋谷駅は、完成した後にもまた来てねと呼び掛け。

 駅にあったポタパスタカフェ@武蔵小金井のボロネーゼを、5歳の人も気に入ったりとか。関東平野とはいえ日野の多摩川や川越の荒川が、それぞれ川崎や川口~千住で見るよりもずっと細いことに驚いたりとか。2017年8月のJRスタンプラリーはそんな旅でした。