2017年の夏は初めてカブトムシとともに

 我らが茨城の自然博物館坂東市)での今夏の企画展は「昆虫大研究」(2017年9月18日まで)。例年よりもセミの脱け殻から分かるその種類や、川沿いを走っていて見るチョウの種類が気になる夏を迎えました。

 博物館での企画展は、まず玄関を入ったところで迎えてくれる青いモルフォチョウ(メネラウスモルフォ)標本がこの鮮やかさ。




 このチョウは翅の燐粉表面にある凹凸で反射した光が干渉して、青く見えてるんですって。


 ※後日確認してきた、このモルフォチョウの青い翅の裏側(上)。そちらは青くない。


 こんな面白い昆虫もいるんですね。バイオリンムシ。

 海の日の祝日には、野外昆虫観察のイベントもありました。久松先生の説明を最前列で聞きながら、「さぁ虫を探してきて」の声に駆け出した小さい人。




 見つけたモンシロチョウを、先生の持ち方を真似して一枚。小さい人たちは真似が本当にうまいです。(熱中しすぎて少し鼻水が出てしまっていますが。)


 アカボシゴマダラ。元々の生息域は南方の暖かい地域で首都圏にはいなかったのに、横浜港から入ってきてしまった外来種とのこと。在来種のバランスが保たれるよう、捕まえてた分は標本にしているそうです・・・。
 そう関心を持ってみると、いつも私が出勤するのに走る道でもいろいろなチョウがいることに気づきます。そしてその中に、アカボシゴマダラもちゃんといる。

 そして、うちではペットも虫もこの先ずっと飼わないつもりでしたが、5歳の人の友人とのやり取りの中で私が逃げ切れず、我が家にカブトムシがやってきました。



 オスを1匹友人からいただいたので、その週明けには別の友人と一緒に虫捕りに行ってメス1匹を追加しました。飼うからにはケンカなしに食餌をとってもらえる環境をつくりたいし、5歳の人には生命たるもの何ぞやを少しでも感じてもらわねばと思っています。


 ※しまった、掃除する前に写真をとってしまっていました。

 彼らは今や規則正しく朝早くから潜って寝ているので、ここ2,3日は私しかその姿を見ていません。が、オスが来てから今日で9日、メスも来てから5日。元気にやってます。

動く恐竜展示リニューアル@茨城県自然博物館(2017年3月)
茨城県自然博物館公式HP