グルノーブルで食事と紅葉と雪山の景色と

 今回のグルノーブルでの滞在は2日半で、あっという間でした。滞在中の食事は、


 ホテルでの朝食に、


 ひたすらしゃべった学会会場でのランチ。

 このビュッフェの二食で結構食べられた上に、日本時間で深夜になるフランスでの夜はお腹に余裕がありませんでしたが、一度はフランス料理を食べたいと思い、最後の夜に単身で町に出掛けました。
 元々はLa Petite Idéeというお店に行こうと思っていたのですが、そこは残念ながら開いておらず、駅近くの「ビストロ」Le Bistrot Parisienへ。"Bistrot" は小さなレストランを表す言葉で、パリで始まったものだと直前に知って興味を持ったこともあり入ってみました。


 地元の人も何人も出入りする店でした。

Le Bistrot Parisien
 お店のウェブサイト。PCで見ると店のロゴが動く仕掛けがあり、面白いです。また、料理の写真がイイ感じ。行く前にちゃんと見ておけばよかった。


 メニュー。実はravioles(ラビオリ)に惹かれてお店に入ったのに、それはもう終わってしまったと言われ。フランス語だけで食事をしようと決めて入ったのに、「え、ないんですか!?」の会話は思わず英語に・・・。
 気を取り直し、Terrine(テリーヌ)がフランスの料理だとたまたま知っていたので、それをいただきました。ただよく考えたら、ラビオリはイタリア料理なので、テリーヌにできて良かったかも。
(たぶん、時差で寝ぼけてラビオリとリゾットを混同していました。)


 Terrine。店員さんはチキンとだけ説明してくれましたが、メニューにFoiesとありましたし鶏のレバーですよね。
 それをすり潰したものに香草が練り込まれた料理。さっぱりとしたレバーの食感が面白く楽しめました。

 さて、朝走りながら見た、ひたすら綺麗なグルノーブルの景色は、


 イゼール川に、


 東に見える雪をかぶった山。


 その山の姿は本当に綺麗。綺麗としか言いようがないです。


 紅葉・黄葉も真っ盛り。これは市内南部のスターリングラード通り (Rue de Stalingrad)。すごい名前の通りだと思いましたが、そうか、ソ連が守り切ったスターリングラード包囲戦の相手ドイツと、第二次大戦ではフランスも戦っていたのでした。


 旧市街にあるヴィル庭園 (Jardin de Ville)。左にあるガラス箱は、Bastille(バスティーユ)の丘へのロープウェイの発着所です。私も4年前に上りました。






 学会の終わりより一日早く、木曜の昼にグルノーブルを発ちました。帰国したら成田から柏の葉でのミーティングに直行し、金曜の夜のうちに自宅に戻ります。もちろん土日の朝は、家の6歳の人と最近の日課の駆けっこ!

 PS. 帰国翌々日に追記: 家族に買ったおみやげは、グルノーブル駅近くのお店「Norbert Meunier」のチョコレート。予想以上に美味しかったので追記。チョコの三大国はやはり、フランス、スイス、ベルギーなのか。


 Norbert Meunier "Meunier Chocolatier" の店内。場所は、グルノーブル駅から東に伸びるトラム沿いの道に面した北側。


 自宅にて。すでに食べかけですが。美味しくいただいています。

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※南仏・マルセイユ近郊のおみやげ(2018.8)は、Pâtisserie Reynier @Carry le Rouet