スカンジナビア航空での成田・コペンハーゲン直行便は快適でした。サントペテルブルグ上空でロシアからバルト海に出て、エストニア・タリン上空、ヘルシンキやストックホルムの南を通り、スウェーデンの南端をかすめながらコペンハーゲンに到着。初のデンマーク語案内が、道行く先をワクワクさせてくれます。
Tokyo/NRT 11:40 --(SK984, 11h10m)
---> 15:50 Copenhagen/Kastrup
コペンハーゲンの空港では、荷物を受け取る前にややしっかりとした扉があり、「ここを出てしまっていいのか・・・」と立ち止まっていたら、後ろから来た慣れた人が「ニモツ?」と言いながら進んでいいよと指で合図。日本人の奥さんを持つデンマーク出身らしき人が、入国をサポートしてくれました。
荷物を受け取る場所で鉄道のチケットも買うことができて、無事入国。メトロのホームまでは階段などがほぼなく、「さすが標高差の小さいデンマーク、空港でのメトロの道まで・・・!!」などと思い通路で感激して立ち止まっていたら・・・
後ろから来た方に「メトロ? こっちよ」と(英語で)言われ、「おっけー、わかってる!」と返事をして難なく街に向かいました。
無人で自動運転のメトロ (M2) で、空港 (Lufthavnen) 駅からNørreportまで15分ちょっとで到着。スーツケースを持って少し周りを見ていると、周りの人が「Nørreportだ」と教えてくれたり「エレベーターはこっちだ」と手で合図をしてくれたりと、何かと親切な街です。
まぁ、そんなことで感激している場合ではなかったのですが。
駅を出て、Frederiksborggadeにて嬉しい北欧での第一歩! borgは城、gadeは通り=streetの意味。
Ørstedsparken。Ørstedsは「エアステッズ」と読むらしい。
レンガや石造りの建物が美しすぎる・・・。
ひとまず、着陸直前からワクワクし過ぎていたので、事故には遭わないように気をつけました。この高揚感は、一昨年見たフランスのグルノーブル以来かな。ホテルに着いた後は1時間半ほど街を走りながら回り、夕食に出ようと思ったら通り雨に降られたりもしましたが、
City Hall近くのTivolihallenで早速、ローカルビールFURのClassic、Pilsner、Frokostを制覇しつつ、まずは無事に土曜の夜を過ごしました。
あと、メニューのことを色々と聞いていたら、しまいには「アスパラガスは知ってるか?」と言われる始末。アスパラガスは知ってた! あ、でも思った以上に大きかった。親切なおじちゃんありがとう。
日の入り21:50過ぎ、23時を過ぎても薄明るい空、4時にはもう明るい街で、寝不足確定です。
●初めての北欧~デンマーク・コペンハーゲン(2016年7月2日)
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2017年2月24日追記
●日本から欧州に、北回り(当時アラスカ経由)航路の旅客営業が始まったのが60年前の1957年2月24日で、これを始めたのがスカンジナビア航空だったらしい。たしかに、この航路があってこそ「日本から北欧は近い」と言えるんですよね。
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⇒SASが開拓した北極航路と、北欧の自由気ままな休日