2016年末の締めにいただいた台湾料理

 2016年末からの年越しは、12月29日から訪れた台湾で迎えました。台湾は入境時のimmigrationや初めて貨幣を目にしたときなど、興奮したことがいくつもあったのですが、それはまた後で別に書き残したいと思います。

 この大晦日は昼食を高雄、夕食を台北の繁華街で台湾料理をいただき年を締めました。食材や味付けは豊かにできるんだということ、人はこれを豊かにすることで健康であれるのだろうということを再認識して迎えた年越しです。食事にやや好き嫌いの主張を始めた4歳児にも、食べることは本来楽しく幸せことなんだという気持ちが、心のどこかに宿ってくれたらいいなとも思うところです。


 昼をいただいた高雄・美麗島駅前「大圓環鶏肉飯」。


 左は排骨酥湯(スープ)、右は4歳児が好んだ鶏肉飯。それぞれT$50、T$30(あわせて300円ほど)。


 30年来のメニューだという三代春捲は、ナッツを利かせた味。人気で昼食時を過ぎても行列ができていました。


 夜は台北永康街の「呂桑」でいただきました。左のそばの名前は「担仔麺」。


 野菜も肉も海鮮も、豊富な食材を使った彩りも豊かな料理が並べられ、小吃(点心)以外の台湾料理は全部選べるのではないかと思うほどでした。


 台湾の中でも農作物がよく採れる宜蘭(台湾東海岸・北部)出身の方が仕切るお店で、当地の食材を使っているのだそうです。「最真」という言葉もかみ締めながら料理をいただきました。


 左は宜蘭肝花という海鮮捲。湯葉で巻いて焼いている(油っぽくない)感じ。右は4歳児が「日本のより美味しい」という豚肉の料理。


 宜蘭西魯肉というスープ。カニ肉に三星ネギなどの野菜、サメの皮、小エビ等々の入った、年の締めにまさに体を元気にしてくれるように思いました。

 私が一つ前の2015年末を過ごしたのはシンガポールでした。年が変わった瞬間に街中に響く車のクラクションの喧騒と、フラトンのプロジェクション・マッピングが無二の精巧さであったのを思い出しているところです。

 さて、今年は。(日本にいるより年越しが1時間遅れます。)

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