いつもより「命」を感じる夏の終わり

 前のエントリに書いた松本城に行った翌日の話、上田の大屋から中山道長久保を上り、鷹山のファミリー体験牧場に行ってきました。4歳児のリクエストは、日頃から大好きな牛乳を「作るところを見たい」であったところ、これを牛から直にもらえて大満足。手で絞ったものをさすがにそのままで飲めないのは、仕方のないところでしたが。



 乳しぼり体験で、牧場の方が乳牛の飼育についてお話ししてくださった姿勢が印象に残りました。牛を妊娠・出産させることから、牛乳をもらうのに母牛から赤ちゃんを離さなくてはいけないこと。人も命ある生き物を食べ、それに支えられて生きているということまでを、子どもたちにも何か感じることのできるよう工夫して話してくれていました。



 この牧場の人たちが動物を好きで、命を尊んでいることがよくわかる時間だったと思います。



 こちらも命。夏野菜の収穫も終盤を迎えた、8月半ば。

 今年は長男がセミに強い関心を持ち、公園や道でみるその亡骸の多さにも気づいた夏でした。その数は、夏の終わりが近づくにつれ増えてきます。そんな、身近に命の無常を感じる場面。

 4歳児が毎日集めていて保育所の先生に褒めてもらっていた(?)セミの脱け殻も、8月22日に台風が過ぎた後には数が一気に減り、25、26日はもう見つかりませんでした(@茨城県南)。あぁ、保育所に登園するまでの楽しみが一つ…。


 (※フタの向こうは、見せられません。)

 今年セミの声を聞けるのも、あと10日ほどで終わりでしょうか。と、夜に鈴虫の声も聞こえ始めた8月最後の週明けを前に。秋になる前に、まだ何度かは暑さも来ると思いますが。