葛飾キャンパスでの研究生活(+ランチ)

 8月初め、夏季休暇を迎える前に上司(研究室の教授)が学生に向けてメッセージを送りました。6ヶ月前の自分からどう変わったか。前にできなかった何を、この6ヶ月でできるようになったか。次の6ヶ月でどうなりたいのか。それを意識しながら行動できるようであってほしいと。

 私自身は、見かけ書類上の所属は変わらないものの、2016年4月に薬学・生物学から工学へと学部の違う研究室に身を移してから4ヶ月余りが経ちました。研究のプロとして「6ヶ月」もかけずに解決すべき問題たちに日々取り組んでいるわけですが、実に新たな知との出会いと刺激の多い4ヶ月でした。

新年度は葛飾キャンパスへ(2016)

 4月、レーザーとか曲面鏡とか使って光路を組んでいました。レーザー光は人の目には見えない波長のものを使っているので、誤って目に入れないよう要注意。その緊張感は4ヶ月間経験した今も変わりません。
 5月から超遠心を使う機会が増えました。しかしその目的は、バイオの分野でよくある生体試料の分離でなく、ナノスケールの化学材料の凝集体の除去。
 6月にはカメラや制御PCのインターフェース、7月には簡単な(?)電気回路とも向き合って、問題をクリアしてきました。
 そして8月は、そろそろ落ち着いてデータを集められるかなという状況を整えて迎えることができまし、た、と思っていたら・・・

 7月末から付属品装着のために出張していた研究用のカメラが、付属品を伴ったついでに撮影のメカニズムを大きく変えて帰ってきたところです。x-yと別の次元を記録できるようになったことは面白いものの、x方向のデータを1ショットで撮れず、既存のソフトウェアを容易には使えない形にして返されたとか。

 頼むよおじさん。
 という問題はありつつも。

 学外から人が4月下旬に来たときには、「○○に元々強い人ではないのでお手柔らかに」という紹介をされてしまっていた私。そこから3ヶ月半経った昨日、「○○に強くなったよね。でも元々は全然違う専門の人なんですよ」と紹介してもらえたことは少し嬉しいことでした。まだまだだけどな。

 問題をどう解決したのか。その問題を解決することでどんな価値を生み出したのか。次にどうするのか。それを繰り返すこと一本で、次も勝負をしていくことは変わりません。



 それで具体的にどうしようかと考えながら、夏の帰省直前のランチには、「えんがわサーモンびんとろ」の丼(@磯島)をいただきました。今年度も3分の1が終われば、あっという間に半分を迎えるだろうとも思いながら。

 葛飾での研究生活では、他にもシータラのインドカレーや、





 香り豊かなペルーラーメン(@門世)にも力をもらいました。金町にいらっしゃることがありましたら是非に。