祝開業小旅行・北海道新幹線と東武アーバンパークライン急行運転

 年度が替わろうとしていますが、我が家の4歳児は今年度も数えるほどしか保育園を休まなかった “孝行者”。その本人は先日東京スカイツリーを下から眺めて以来、タワーの上まで登りたくて仕方なかったらしく、描く絵、おにぎりの形、寝言まで東京スカイツリーと言ってアピールしていました。
 朝早くに行けたら行こうと約束したら早起きしてきた土曜日、希望を叶えに小旅行に出ました。



 なるほど地上350~450mに上って見えるのは、各国の他のタワーにない眺め。上って初めて、人気の理由に納得しました。



 足元には隅田公園浅草寺。そして、やはり「Tokyo(トーキョー)」は広大な都市だとも。朝早かったので入場待ちは数分もなく、贅沢な時間を過ごしました。



 南に目を移すと東京タワー、遠目には横浜ランドマークタワー。距離が30kmほどある横浜も、何だか近くに見えるように錯覚する距離感でした。天気が良ければ富士山も見えたはずですが、それは今回はお預け。



 スカイツリーから見える羽田空港。昨年末に向こうから夜のスカイツリーを遠目に眺めたのを、4歳児も覚えているようでした。逆にスカイツリーから見る、目線より下から離陸していく飛行機は、思っていたよりとても小さく見えて不思議な感じ。結局、念願叶った4歳児は1時間半も展望台を楽しみました。


 ガラスのフロアも大迫力。



 さて、この日は2016年3月26日。ふと携帯のニュースを見ると、北海道新幹線開業の日ではありませんか。4歳児にとって、スカイツリーの夜の姿よりも魅力的なものがなければ、朝から来たスカイツリーも夜まで帰れなかったかも。しかし、北海道新幹線ならと4歳児も納得して、お昼どきに東京駅に向かいました。




 あいにくラベンダー色のラインの「H5系」には会えませんでしたが、それでも東北・北海道新幹線のホームは賑わいの週末です。

H5系 全7運用の時刻表
…狙わずしては会えないようです。



 函館(新函館北斗)行きの「はやぶさ」は満席でしたが、東京から大宮までなら空席あり。はやぶさ車両はシートも快適で、短い時間でしたが寛げました。快適さなら、やはり飛行機よりも新幹線。北海道までは行っていないけれど、北海道新幹線には開業の日に乗ったこと、4歳児は覚えていてくれるでしょうか。

 東京・大宮から函館まで4時間ほどという所要時間は、正味かかる時間で飛行機の倍程度。ですが、電源がありPCもずっと使える新幹線のメリットは、仕事で行く場合でも大きいはず。



 北海道新幹線弁当は、北陸新幹線のと違って大人のメニュー。それでも北海道の方を「自分で食べるっ」と張り切っていた4歳児でしたが、フタを開けてしばらく眺めた後に「やっぱりあげる」。もう一つ買っておいた、子どもに食べやすいお弁当の方を食べました。

 というわけで、大宮まででしたが北海道新幹線に「初乗り」を果たしましたが、大宮といえば今日はもう一つ。



 同じ日のダイヤ改正で運転の始まった、東武アーバンパークラインの急行にも「初乗り」してきました。



 つい十数年前は、大宮⇔春日部で30分かかったこともあったはず。ここを急行で15分、もっと早くにできてほしかった。


 
 こんなに野田線(アーバンパークライン)の写真を撮ったのは初めてですが、もうこの頃には親子に心地良い疲れも。流山まで寝て電車を降りた所で、偶然理科大の先生にお会いしたときにはおそらく寝ぼけ眼でした。

 明日からは、スカイツリーの展望台からも見えた横浜に行きます。