ちょっと前、昭和のある親子の運命

 Twitterで知った1つのページ。ガーンと頭を打たれるような、文字通りそんな感覚を受けました。

 子どもって、そんなに簡単に死んじゃうのか。
 というより、そうだ、子どもを守ることすら非難される場面があったのだ。そして、今でも場所を変えれば、子どもを守る権利を保証され得ないとも。
 9月に会って話をしていたシリアの人の表情も、この記事を読みながら、思い出したところです。

女子大生に伝える“倒錯”魚住昭氏、原文は2013年7月)

 記事で紹介された話…こんな話も、そんなに昔のことではありません。まして、平安時代でも中世の世界でもありません。わずか70年足らず前、1945年の話ですよ。
 長くない記事ですが、途中、何度も止まりながら何とか読み切りました。

 非常事態、有事を理由に「一皮めくれば」の場面は訪れる。そしてそのとき、何が非常事態かを決める人は誰なのか。

 それを忘れたときに、ツケを払わされるのは国民。だから、忘れちゃいけない。私が昨日、これを読んで感じたのは、そういうことです。

 誰のためにって?



 また明日。