今日、共同研究で東京大学に伺ったのに際して、大学附属病院を薬剤部の活躍の場を中心に見学させてもらいました。患者と向き合う現場の緊張感を、医療と接点のある研究や教育に携わる人は忘れちゃいけないよな、と思います。
疾病の理解や克服を目標に掲げる研究者は、その疾病と向き合う患者にどれだけの意識を向けられるでしょうか? 医療の現場に存在する課題に、どれだけ迫れるものでしょうか? 迫れるビジョンを持てるでしょうか?
余裕は必要でも、のん気にやってる場合じゃないよね、と痛感します。医療の課題にコミットしたいと思ったら。
どちらかと言うと、病気を持つ人の気持ちが分からずに失敗をする場面の多かった私ですが。病気にならないと分からないとか、言ってる場合じゃないです。
医療の最先端にトライしている場には、そこにしか発することのできないメッセージがあります。
それをもっと有為な学生にも感じてほしい。
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言葉だけなら誰でも言えると省みつつ、機会をくれた方々と、案内してくれた大学の同期に感謝してこれを記します。
疾病に係わるテーマを持つ研究者は、もっと現場の気持ちを意識しないとね、と。
ぼんやりしている暇はないよね、と。