【九州】阿蘇・九州横断特急

 今朝は、数年前から登りたかった阿蘇の山を目指しました。
 午後は雷雨の予報があったため、朝早くに出発。とはいえ、登山としては早い時間ではないとは思いますが。

 新水前寺 7:20 → 赤水 → 8:46 阿蘇豊肥本線

 新水前寺から列車に乗り、20分ちょっとして三里木を過ぎると、景色が開けて“阿蘇らしい”雰囲気が近づいてくるのを感じました。
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 列車は立野駅から、二度のスイッチバックで急勾配を上ります。「阿蘇カルデラの切れ目」が生み出す地形は、鉄道がまっすぐに進むことを許さないようです。私はこの次の赤水駅から、北登山道を走り阿蘇山を登る予定でした。
 ・・・が、スイッチバックを過ぎた後に見えた阿蘇の山は、すでに灰色の雲の中。私は赤水駅から走って登ることを断念。


 (写真は赤水の次の市ノ川~内牧から。)

 そして阿蘇駅まで進んでみましたが、山にかかる雲はどんどん濃くなっていってしまいました。山頂近くのロープウェイも、すべて止まっているとのことでした。


 (反対側の空は明るかったのですが!)

 阿蘇山に登らず戻るのはとても残念だったのですが、阿蘇駅の周りを1時間だけ散策して、熊本市内に戻ることにしました。

 帰りは「九州横断特急」で。私にとっては、ここで特急に乗る予定はなかったところからの予定変更でしたが、これがなかなかに乗り心地の良い観光列車でした。



 「九州の真ん中を縦横に旅する -大分県別府から阿蘇カルデラを横断し、熊本を経由して南へ。さらに八代からは球磨川沿いに人吉に至るという壮大な行程の特急である。(中略) 改装によって木のぬくもりを感じさせる車内。前方視界も開放的で鉄道好きも納得である。観光列車や新幹線と乗り継ぐ旅も楽しめるが、思い切って全線を乗り切ってみる旅も面白い。」
 (九州横断特急の記念カードより)

 阿蘇 9:54 → 10:57 新水前寺(九州横断特急1号)

 新水前寺駅まで戻った後に、好天に恵まれた熊本市内を散策しました。

 

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