【米国】ニューオーリンズ市内中心部散策

 こちらは今、3月25日(金)の朝6時半すぎです。いよいよ、市内の“ベタな”観光地、フレンチクォーターからリバーウォークの景色を紹介します。
 フレンチクォーターとは「昔からある四角い地域」という意味です。実際にここは、3本の大通りとミシシッピ川に囲まれた1.2km×550mの四角い形になっており、その町並みは19世紀からのものなのだそうです。

 ここの多くの建物は、手すりにプランターを置かずに上からつり下げる形で観葉植物を置いています。こうして、装飾のきれいな鉄製の手すりを美しくみせているのだそうです。
 数多くある建物の中でも、一番華やかなものはこれでした。



 ジャクソン広場の横のセントルイス大聖堂から、すぐアップリバー側の通り(St. Peters通り)を入った所で見られます。他にも、トウモロコシをモチーフにしたフェンスを持つCornstalk House(ロイヤル通り)など見ていて面白い建物が、ロイヤル通りを中心にたくさんあります。

 そして次が、上にも書いたセントルイス大聖堂 (St. Louis Cathedral) を手前のジャクソン広場 (Jackson Square) から撮った写真。気候の暖かいニューオーリンズで、3月にすでに咲いているツツジと併せて紹介します。




 この広場や周辺の建物の建設を指揮したのは、ミカエラという女性です。スキャンダルがあったものの非常に有能な人であったようです。その有能さは、この辺りの建物の美しさを見ても伝わってきます。
 この大聖堂から1ブロック手前、ジャクソン広場を挟んで正面のディケーター通りには、いつも馬車が止まっているのを見ることができます。フレンチクォーターの中はたくさんの馬車が走っていて、多くの観光客がそれに乗って町案内を楽しんでいます。

 そして、このディケーター通りを渡るとミシシッピ川の川沿いの道(リバーウォーク)に出ることができます。



 Greater New Orleans Bridgeを背景に観光蒸気船ナッチェス (Natchez) 号と合わせて、夕暮れ前に撮った写真です。
 このミシシッピ川、実は水が真っ茶色です。上流から蛇行を続けて河岸を激しく浸食しており、土や砂利をいっぱいに含んだ水が流れているのです。そして、下流であるにも関わらず水深が深い(64m)そうで、意外に流れが速いです。
 この川には、ときどき大きな観光船やタンカーが通るのも見ることができます。ニューオーリンズは港町なのです。しかし、港町と言いながらまだ河口(メキシコ湾)まで150km以上もあります。下流まで川の深いために大きな船が入って来れたために、海からまだ距離のあるこの町に港が発達したのだそうです。

 それでは、そろそろ外が明るくなってくるので走りに行ってきます!(夏時間なので、朝明るくなる時刻が少し遅いのです。)


(From Wikipedia)
French Quarter
Baroness Micaela Almonester de Pontalba
St. Louis Cathedral
Mississippi River