日本の政治を批判する言葉に、「日本の政治家が、日本がどんな国であることを目指すのかを提示できていないことが問題」という意見があります。これに対して、「どんな国を目指すのか」の複数のモデルを挙げ、その可能性を提案してくれているブログ記事があります。その内容が面白いので紹介いたします。
『“日本の将来像”をお選びいただけます』
(Chikirinさんブログ、2010年5月14日)
この記事で紹介されているモデルは、次の5通りです。
・ギリシャモデル
・イタリアモデル
・イギリスモデル
・スウェーデンモデル
・アメリカモデル
もちろん、国の“形”はこれに限りません。しかし、このモデルは各々の国の輪郭を言い表していて面白いと思います。ドイツがここに入っていないのですが、同じように言い表すとどのようになるのかも興味があります。(どなたか、トライしていただけませんか?)
筆者は後に、日本の現状がこれらのモデルのうちのどれに近いかも考察しています。
『日本はアジアのイタリアに』
(同じくChikirinさんブログ、2010年7月30日)
こちらも、とても興味深いですが・・・
日本の進める道は、結局(やはり)“日本人の多い”社会なのですかね。米国やフランスに行った後に日本を見ると、周りにいる人が皆“同じ顔”をしていることをはっきりと認識します。
逆の、そうでない(移民の多い)社会に身を置く(訪問)のは楽しいことだと思うのですが、私が経験したことがあるのは短期間(長くて10日間)の話。そこに長期間滞在したり、住んだりするのとはまた勝手が違うのだろうとは思います。
果たして、どうなっていくものなのでしょうか。