記事紹介「メディアの病」

私は、就職活動を経験して以来、
何かもやもやとした「ギャップ」を感じ続けてきました。
それはずっと、何と何との間にあるとも
断言できないようなものであったのですが。

その一端を説明し、理解させててくれる
記事がありましたので、ここに紹介致します。

メディアの病
(2010年10月26日、ブログ「内田樹の研究室」より)

大学院教育や就職活動の現状に対する
課題や疑問がテーマです。
内容は、リンク先の記事をご覧ください。


私は大学3年から就職活動を始め、
修士1年までとこれを2年半の間経験しました。
結局、私は企業や官公庁に入る道を
選ばなかったわけですが(少なくともこれまでは)。

それ以来、私は多くの後輩の
様々な就職活動を見てきました。
皆、就職先が決まって社会人になれば
それなりに楽しくやっているのですが、
後輩の就職活動中には、それぞれの人の
様々な悩みや戸惑いを見てきました。

もちろん、学生がすべき悩みも多くあると思います。
しかし、企業のあり方、大学(院)のあり方、
社会の側にも様々な課題があります。

課題を持っていることは、問題ではありません。
しかし、誰もが自身の内包している課題を
しっかりと認識できなければならないと思います。


しかし、決してそうではない現実。
人に小さくない影響を及ぼしてしまう立場の者であっても
自らを省みることのできていない場合があるという現実。
その一端を、先に紹介した記事は示しています。

これが、私の感じ続けている「ギャップ」
なのだと思いました。


決して利己的にならず、逆に自虐的にもならず、
自己の課題を理解し、他者の課題に配慮できる。
できる限りそうありたいと私は思います。