私が育ち、今も暮らす茨城県には、
江戸時代に定められた「水戸八景」があります。
これは、水戸藩第9代藩主の“烈公”徳川斉昭が、
水戸藩内の景勝地8ヶ所を選んで定めたものです。
定めたのは180年前、1830年代なのだそうです。
・水戸八景講座(ひたちなか市)
私は今日、新聞の広告を見ていて知りました。
8ヶ所とも、すごい名前がついています。
・村松晴嵐(むらまつのせいらん)
・太田落雁(おおたのらくがん)
・山寺晩鐘(やまでらのばんしょう)
・青柳夜雨(あおやぎのやう)
・仙湖暮雪(せんこのぼせつ)
・広浦秋月(ひろうらのしゅうげつ)
・巌船夕照(いわふねのせきしょう)
・水門帰帆(みなとのきはん)
(※ 翌日追記: 名前の示す内容については
こちらのブログで少し紹介されています。
「村松山虚空蔵堂と水戸八景「村松晴嵐」@東海村」
ブログ「われわれきかく」、2010年5月28日)
場所は順に、東海村に1つ、常陸太田市に2つ、
水戸市に2つ、茨城町に1つ、大洗町に1つ、
ひたちなか市に1つとなっています。
いずれも、石の碑が建っているとか。
今なお美しい所もあれば、
姿を変えてしまっている所もあると思います。
しかし、茨城県民として(!)
一度は回ってみたいなと思います。
なお、水戸市では14年前(平成8年)に、
水戸市内に「新水戸八景」を定めたそうです。
弘道館や水戸城の壕、古くからの名庭・保和苑に、
偕楽園や千波湖周辺も入っているそうです。
・新水戸八景(水戸観光協会)
皆さんも是非、茨城にいらしてくださいね☆