国際生理学会(IUPS)2009 開会式 皇太子さまご臨席

 2009年7月27日~8月1日、京都で国際生理学会(IUPS) 2009が開催されます。昨日(初日=27日)の午後、その開会式に参加してきました。

 この開会式、事前から「Japanese VIP attendance(日本のVIPの出席)のため、会場前の警備を開始15分前までに通ること」、「荷物は、女性のポーチ以外は持ち込み禁止」といった制限が知らされていました。
 会場前の警備では、空港のような金属探知器まで準備されていて、驚きました。


 開会式は、昨日の午後2時に開始。
 始めに、伝統舞踊の京舞(井上流)
→“京舞 井上流”でGoogle検索が披露されました。また驚きました。何が分かるでもなく、観ただけなのですが・・・ この学会の参加費は10000円でしたが、これだけで元が取れるのではないかと思うほどのものでした。
 続いて、京都の紹介ビデオ。たくさんの祭が紹介されました。日本のことを知ることができて、とても勉強になりました。日本の祭は、リズムよりも荘厳さ。外国の人から見たら、それがユニークに見えるのかなと思いました。

 しかし、そのビデオは、なんと途中でストップ(それでも十分長かったのですが)。おそらく、“VIP”の到着・登場を待つ時間調整も兼ねていたのだと思います。ステージの上には、一つ違う椅子の上に金の屏風も用意されて、どなたがいらっしゃるのかと思いました。(とはいっても、会場全体がきれいなだったので、金の屏風もそれほど目立ったわけではありませんでした。)
 そして、いよいよ開会のアナウンス。そこで、VIPがどなたかを聞きびっくりしました。


京で「国際生理学会世界大会」 日本で44年ぶり開催 皇太子さま出席(2009年7月27日、京都新聞
皇太子さま、生理学世界大会出席 英語で開会式のあいさつ(2009年7月27日、47NEWS)
 (その他記事多数。)


 皇太子さまのご臨席。突然の機会に、鳥肌が立ちました。学会会場では見たことのない会場前の警備の理由も、ここで初めて理解しました。
 会場では、その登場を待つまでの2, 3分間、誰も騒いでいないのに、「まもなく到着しますので、着席の上、静粛にお待ち下さい」(英語)という複数回のアナウンス。初めての経験の私には、異様な雰囲気にすら思えました。そして・・・


 鳥肌が立ちました。


 私は、その一挙一動をずっと見てしまいました。皇太子さまのご挨拶の内容は、上の記事にあるとおりです。人からの励ましや御言葉を真に受けやすい私ですが、・・・はい、がんばります。そう思いながら聞くばかりでした。

 どんでもない所に来てしまったのかもしれないとも思いました。それでも、今日(28日=2日目)からの学会自体は、いつもの学会と同じように参加すればいいのでしょう。
 というわけで、今朝は8時半スタート。行ってきます。

 

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