梅の花の季節に理科大野田キャンパスで、理科大薬学部とマレーシアのUiTM (Universiti Teknologi MARA) とが中心になった国際学会 iPoPS2016が開催されました。
●iPoPS2016 website
写真は、会場(セミナーハウス)の南隣の公園に咲いた白梅。満ちる梅の香の中に友人たちを案内できたことは、望外の喜びでした。私、日本を出てもUme-sanと呼んでもらうことを目指していますからね。
今回の研究発表会は、理科大の薬学研究科の学生がすべてを運営してくれました。2年半前(2013年9月)のマレーシアでのiPoPSに呼んでもらったときに、引率してくれた先生が話していたことを思い出します。「毎年マレーシアのUiTMが開催してくれるんだけど、交代で理科大でもやらなきゃと思うんだよね。できるかなぁ」とおっしゃっていたのを。
そのとき私は考えもせずに「できると思いますよ」と答えていましたが。7ヶ月前に開催が決まり、学生による実行委員会が組織され、当日を迎えてみればよく準備され、オーガナイズされ、立派な会ができあがっていました。
うちの研究室の大学院生も、ウェブページ作成を更新したり、研究発表の準備はほどほどに閉会式での挨拶の準備をしたりしていました。私のひいき目があるとしても印象に残るclosing remarksでした。
多くの人がなかなか経験できないこと。それを経験し成果にできる機会を手にしたときに、よく準備をし、コンテンツを練り上げることはもちろん重要です。しかしそれ以上に、準備とコンテンツに裏付けられた自信をもって振る舞うことが重要だと。見た人たちが持つ印象も、自信を持った振る舞いによって大きく変えられるってことを改めて実感する2日間でした。
おつかれさんでした。
こちらはiPoPS前日に柏で見つけた紅梅。