国際炎症学会(WCI)2009 1日目

去年の3月の世界子宮内膜症会議以来、
2度目の国際学会への参加です。
今日から9日(木)まで、東京・新宿で行われる
国際炎症学会に参加してきます。

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前回の国際学会から、15ヶ月半。
何が変わったかは分からない部分もあります。
それでも、前回は受付で、

「Sir name?」

と聞かれたことすら聞き取れなかった私。
一度目と二度目では、やはり違うと思います。
変われた部分の確認も、できたら良いと思います。


と思ったら、国内開催の学会では、
国際学会でも日本語が多いんですね。
まぁ、日本語なしでは効率が悪いのでしょう。
講演と質疑はもちろん、すべて英語なので、
4日間、英語のシャワーを浴びてきます。


今日は、午後4時に受付を済ませた後に、
松島綱治先生(東大)の大会長講演と、
岸本忠三先生(阪大)、山中信弥先生(京大)の
基調講演が2つ。

山中先生は、かのiPS細胞の講演でした。
この学会のプログラムを知るまで、
この先生の講演を生で聞けるときが来るとは
思っていなかったので、感激でした。
ユーモアを混ぜながらの講演が、
とても面白かったです。

岸本先生は、主要なサイトカインの1つである
IL-6を初めてクローニングした先生の一人ですが、
最近、ダイオキシン受容体AhRがこの分野で
生理的な役割を担っていることを発見し、
その講演を先々週の学会でも聞いていました。
私の研究とも密接に関係していそうな知見であり、
とても興味深いです。

松島先生も、先々週の学会でもお世話になった先生。
明日には、挨拶をできたらいいなと思っています。

講演の後の「Welcome Reception」で、
香港から来た学生の方二人と親しくなれました!
明日は、私のポスター発表もあります。