シンガポールで朝食のち国際会議のち夜景

 シンガポールでの4日間は、毎朝8時半から月・火は22時まで、水・木はそれぞれ夕方と午後まで研究発表とディスカッション。短くも長い滞在でした。
 学会会場の1階には、社員食堂のような格安のフードコート。わずかS$3(250円ほど)でローカルフードを頂くことができました。ここで美味しく頂いた毎日の朝食が、学会でのタフワークを支えてくれました。



 学会での私のメインの出番は2日目の火曜日でした。私がKeynote講演をした直後に、共に研究をしている大学院生の口演が1件。加えて、1件行ったポスター発表も直後の時間帯にあり、効果的にディスカッションを行える贅沢な機会でした。あわせて以下の3件の発表を行ったところ、

 <Sep 27, 2016 @Int'l Particle Toxicol. Conference>
Keynote: Particles and the Developing Body and Offspring (Masakazu Umezawa)
・Oral: Effects of Antioxidant Preadministration on the Long-Term Damage of Astrocytes Induced by Maternal Exposure to Carbon Black Nanoparticle in Mice (Atsuto Onoda et al.)
・Poster: Low Concentration of Nanoparticle-Rich Diesel Exhaust Inhalation Overexpressed Ceramide Production in Bronchial Epithelial Cells in Mice (Masakazu Umezawa & Hazem M Shaheen et al.)

 その大学院生が最終日に、Asia Nano Safe Prizeを頂きました。昨年の南アフリカでの学会で彼の座長をしてくれた、Paul Wrightさんが評価をしてくれたようで嬉しいことです。他にも、最近出版の決まった総説論文をある先生に紹介しようと思ったら「もう読んだよ、とても勉強になった」と言ってもらうという嬉しいこともありました。

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 シンガポールは西に位置するある割にtime zoneが東に合っているので、日の出が6:50頃と遅めの毎日です。朝の暗さは日本の冬のようです。昼前に太陽は天頂近くに上がるので、年中夏の暑さがあるのですが、



 雨季の12月と比べて湿度が低く、夜になれば若干の涼しさも感じます。その涼しさも相まって、シンガポールの街は夜が圧倒的に美しく見えました。


 Tung Lok Seafood, 11F @Orchard Center.


 Singapore Riverから、


 Clarke Quay.


 Stamford Rd.


 Victoria St、Chijmes前。

 シンガポールマリーナ・ベイのショーだけでなく、光で魅せてくる街です。